Wednesday, March 31, 2010

眉シェイプの達人

帰国を前に、近所のビューティー・スクールにヘアカットと眉に行って来た。生徒さんたちは、妙なプライドもなく、私の注文聞いて丁寧にやってくれるし、安いので気に入ってる。

眉のワックスのお姉ちゃんは、妙に落ち着いて感じが良かったので、私のNY時代の”眉シェイプの達人”の逸話を披露してしまった。

5年以上前の話。当時、スーパーモデルが行きまくっているという中国人の”眉シェイプ”の達人の話を聞いて、うれしがりの私は即予約をとった。なんと2週間待ち。サロンはバウリーあたりの場末っぽい場所にあった。中は小奇麗で、訪れたスーパーモデルの写真や記事がそこら中にあった。

達人が現れた。小太りの、中国から出て来たばかりって感じのおばはんで英語も酷いし荒っぽい。イスに座るといきなり三角定規を取り出した。ここらの演出がなかなか効果的。達人はしかめっ面で、色々角度を思案した後、毛抜きで手際良く眉を整え始めた。この間10分程。

成る程、顔がきりっとした錯覚に陥る。達人は一ヶ月半後にまた来いと言って、立ち去る。チップも入れて55ドル程払った記憶がある。

次の日、友達に”何か変わったのわかる?”と聞いたけど反応は無かった。まあ、スーパーモデルはそもそもハードウェアがいいから...ちょっとチューンアップすればそれなりの効果が出るんだろうな...と少し高いレッスン料だった。其の後は、おなじみのインド系の$5のスレディング(糸を使うテクニーク)に戻った。

Threading




Sunday, March 21, 2010

雨の午後、レナード・コーヘンを聞く...

レナード・コーヘンて、中学の時からちらっと聞いた事あったけど、別に彼の音楽の良さもわかるはずもなく”中年になったら聞くリスト”に入っていた。なんとなく、スタートレックのスポックみたいな人位の印象であった。

最近図書館で彼のCDを発見して以来て見事にはまってしまった。彼の良さがわかる年になったんだなと実感。確かに彼の歌唱力は今ひとつ...暗いし鬱っぽい。でも何故か落ち込まない。彼の音楽はじっくり醗酵したロマンスがある、大人の色気かもしれない。80近い今も活躍中。臨済宗の和尚さんらしいけど、ユダヤ教の生活習慣も受け継いでいるらしい。

彼の最近のパフォーマンス。



若き日のコーヘン、名曲”スザンヌ”、ジョディ・コリンズと。




冬期オリンピックでk.d.ラングが歌って再注目をされた”ハレルヤ”。実はこの曲は数多くのアーティストにカバーされたが、私の最も好きなカバーはジョン・ケイルのこれ:



2005年のドキュメンタリー”I'm your man"のトレーラー。




Thursday, March 4, 2010

美しすぎる犬のCM

今朝から、愛犬家の間で大受けのCM。大手ドッグフード・メーカーのペディグリーが作ったもの。メーカーの名前の通り純血種の犬がスロー・モーションで美しく映し出されている。




うちのワン子はボクサーもどき。純血犬はどうもその種独特の疾患が多い。コナンはスパルタンみたいな体格で立派な純血ボクサーだったけど、親や兄弟と同じ病気に悩まされた。ボクサーもどきのペイスはアダプトして2年以上たつけど、健康そのもの。純血種のプロモーションもいいけど、雑種の良さのアピール、アダプトを促進するCM作って欲しい。