Sunday, November 22, 2009

2012... Thanks, but No Thanks....

マヤ暦の2012終末説が話題を呼ぶ中、サラが本を出版し話題となっている。南部では、KKKもラリー

自己弁護に終始、ゴーストライターが書いてファクト・チェックもいい加減な本でも、メディアは視聴率をスコアする為連日彼女の話題。

This image provided by Newsweek shows the news magazine's Nov. 23, 2009 cover, featuring a photo of former vice presidential candidate Sarah Palin. The image was taken by photographer Brian Adams, originally for use in Runner’s World magazine. (AP Photo/Newsweek, Brian Adams – Rapport) NO SALES

サラも黙示録を狂信する福音派でありユダヤ人がガザに移住する事を奨励している、又2012年の大統領選に出馬するか議論される中(私は彼女は本とトークショーで金儲けしたいだけだと思う)、こんなビデオが出た。



マーザ・スチュアートは、サラは退屈で危険と発言。彼女のファン層考えるとリスクあるなあ思うけど、言ってしまえる彼女はたいしたものだ。



Tuesday, November 17, 2009

オバマのお辞儀、そしてリベラルの反撃

オバマが天皇陛下に深々とお辞儀したことで、Fox常連のネオコン連中(チェイニーの娘リズ、ローヴ、クリストル等)が小躍りして非難。ローヴなど、歴代大統領は国外のリーダーに頭を下げた事などないと言い切った。

残念ながら、リベラルの方が勤勉なのでファクト・チェックを怠らない。MSNBCはニクソンが昭和天皇に、アイゼンハワーがド・ゴールに確りお辞儀をしてる写真でお返し。

これだけじゃない、Steven Colbertはもっと突っ込んだ。外国のリーダーに自らを強く見せたけりゃ、ブッシュみたいにサウジの王様にキスして手をつなけって。勿論、ブッシュ・シニアの例の話も...



マイクロソフトの客寄せ踊り

マイクロソフトがアップルストアそっくりの店を2店舗(アリゾナとカリフォルニア)オープンした。笑いの種になるのはそこまでにしておけばいいのに、今日はこんなビデオが出回ってしまった。



客寄せに、即興的に店員が全員ダンスを始めた。これが延々と4分以上も続く。このダンス、そもそも20年以上古い。マイクロソフト・ストアはアップル・ストアからのリクルートが多い。強制的に踊らされて可哀想。しかも、客もなんか居心地悪そう。 

それから、店員全員が踊ってもたっぷりとスペースがあるというのはどういう事か? マイクロソフトはアップルの客層(クール志向)意外を狙うという意図は理解出来る。サラ・ペイレンの本がベストセラーになる様な国だから、可能性はある。それでも、この様に客が苦笑いする様な客寄せは、マイクロソフトの最近のマーケティング戦略とインライン。

フェイク・スティーブもこれは無視出来なかった様だ。



Monday, November 16, 2009

忘れられたオーストラリア人

日曜の夜はニュースのフローが最低なんで、BBCを見ていたらオーストラリア首相の“英国からの児童移民”に対する謝罪演説が始まった。首相のスピーチは涙を誘いながらもいいタイミングでユーモアも交え好感がもてた。



英国やアイルランドの孤児や片親の貧しい子供達が、教会等を通して働き手の少ないカナダやオーストラリアに送られたという話は聞いた事あった。オーストラリアに関しては19301970年にかけて、50万人もの子供達が送られて来たそうだ。 オーストラリアに着いてからは施設に入れられたり、里子に出されたりした。教会が絡むと想像がつく様に、精神的虐待に留まらず、肉体的/性的虐待を受けた子供達が多かった。子供達はまともに教育を受ける事も出来なかったらしい。

この問題に関しては、アボリジニーに対する差別政策と違い、白人同士のことであり、最近まであまり浮上しなかった。暗い過去を持つ本人達しか知らなかった(彼らを虐待した当時の大人は既に死んでいる)、というか政府も知らないふりをしていたのだろう。子供の頃の悲しい思い出に引きづられて生きるのは並大抵の事ではない。虐待されても守ってくれる大人もいない。今回の首相の謝罪は、この様な暗い歴史が公に認められたという事で、被害者たちも心の傷を癒すに至らないが、辛い過去に対するクロージャーという効果があったかもしれない。英国のブラウン首相も来年初頭に同様な謝罪スピーチを予定しているらしい。


Saturday, October 17, 2009

ゴールドマンのブラック・マジック

ゴールドマン・サックス(GSもしくはGiant Squid)がまた見事な決算報告をした。
前四半期、GSは$12Billionの収益、$3Billionの純利益を計上。 これで2007年以上のボーナスの確実とも言われている。

さて内訳は:
  • Financial Advisory-M/A: 325 million.
  • Equity Underwriting: 363 million.
  • Debt Underwriting: 211 million.
  • Trading-Principal Investments: 10 billion.

  • という事は9割以上の収益は株や債券の売買で儲かったもの。

    過去、一年GSは政府から$64Billionにも及ぶかねを供与されている。

    1. 10 Billion in TARP (返済済み)
    2. 11 Billion from the Fed
    3. 30 Billion from the FDIC
    4. 13 Billion from AIG

    TAPRは無理矢理押し付けられたと言っても、GSはこの政府からの金なしでは生き残れなかったはずである。更に、この金に20倍から30倍のレバーをかけて短期運用したのである。

    GSは世界で数少ない金のある金融機関として最安値化したアセットを買いまくる事が出来た。その上、GSの株価も$47の最安値から今や$190まで回復。これを全て合法的にやってのけたGSはたいしたもんだ。ヘッジファンドでも手数料の20%程しかとらないところ、GSは全て取込んだ。

    失業率が10%に上る中、このGSの成功ぶりに憤慨する納税者は少なくない。儲かった時に多額のボーナスをもらうのは理解出来る。でも大損出した時、納税者にたより、また儲が出れば全て自分たちで取込むのは筋が通らない。

    以上は元CNBCのアンカーで現在MSNBCの”モーニング・ミーティング”のホストをしているディラン・ラティガンが昨日のショーで取り上げた内容。


    GSのやった事はあくまでも合法的であり、納税者は結局してやられたのである。
    マット・タイビはGSは巨大な吸血イカだと呼んだ。確かに、ウォール街の巨大な欲が引き起こした金融危機、庶民のネットワースは蒸発、弱い投資銀行は吸い込まれ、結局納税者が救済した強い銀行が一層強くなって生き残った。庶民は一層取り残されて行く。末期的資本主義の兆候だろうか。



    Sunday, October 4, 2009

    オバマ・ジョーク

    オバマが大統領に就任してから早くも9ヶ月ちょっと。就任当時、私の好きな政治ネタ系のコメディアン達は、オバマはジョークのネタにならんと文句言ってたが、コンサバ系の濃縮化が続きネタは毎日提供してくれた。とはいえ、そろそろオバマ本人をからかうジョークがポロポロ出て来た。

    今週末のSaturday Night Liveは最高。オバマの物まね担当のフレッド・アーミセン(彼って1/4日本人だって)が冒頭の登場。


    オバマは大統領になってから、結局選挙戦当時の公約は何一つ現実化し手ない...グアンタナモ閉鎖、イラク、アフガニスタン、ゲイ、医療保険改革、移民問題、温暖化。両議会はドチラも民主党が大多数なのに...

    右翼はオバマを社会主義者だと叫びまくるが、左翼はオバマがリベラルなんて思ってない。リベラルな事を言う中道派...だから少数派を見切り発車してくれない。

    それから、これ...iPhoneアプリを使ってオバマが歌うビデオ。なかなか良く出来ていて、大受け。




    Saturday, September 19, 2009

    ウォルマートより安いチェーン

    最近、不況でウォルマートの客のデモが変わってきた。以前は敬遠していたアッパーミドルがターゲットからウォルマートに移った。とはいえ、ウォルマートも店内をターゲットそっくりに改造したり、少しお洒落な製品も置く様になったのも確か。

    ウォルマートより2−5割安い店がある。ただ品数が少ないだけ。 このチェーンはBig Lotsといい、れっきとしたフォーチュン500。


    何故安いかというと、オーバー・ストックや、クローズ・アウトの製品を安く買い付けるから。8割以上の製品は一応メーカー物。例えば、私の好きなDe Ceccoのパスタ、種類は少ないけどスーパーの半額。


    一時流行したJones Sodaも4本入りで$2。


    その他、最近お洒落なインテリア用品も置くし、倒産した家具屋から結構いける商品が流れたりしている。先日もHPのラップトップが$300だったし。

    店内は雑然としており、ターゲットみたいに楽しいという事ないが、月に一度行くと結構な節約になるし、掘り出し物もある。

    よく、WSでも話題になる銘柄(BIG)。
    Chart for Big Lots Inc. (BIG)


    Wednesday, September 16, 2009

    ジミー・カーターのパワフルな本音発言

    ジミー・カーターは大統領時代、イラン問題やオイル危機等が災いし評価が極めて低かったが、退任後の国際舞台での活躍はノーベル平和賞を受賞する程の功績を残している。

    カーターは現在85才、何も恐れるものが無いのか、自分の信じる事を平気で発言する。最近出版した本では、イスラエルがパレスチナでやっている事はアパルトヘイトと同等だとハッキリ書いた。これに対する反論は、想像を通りであった。でも、誰かが言わなければならない事実だったと思う。

    昨日は、最近のオバマ批判のヒステリカルなラリーの背景には人種差別があると発言。彼は平気で当たり前の事を言ったのである。

    共和党の連中は真っ赤な顔して”とんでもない”と反論。しかし乍ら、人種差別する奴は、たいがい共和党支持という事実が否定できるだろうか?



    いくら、白人がオバマに投票したって言っても、アラバマやミシシッピーなどではたったの10%程である。南部の白人の大半は未だにオバマは米国で産まれていないとか、イスラム教徒だと信じている。これは潜在意識として、オバマは自分たちの大統領として認められないという事であり、彼をN....と呼ぶ代りにヒトラーとか社会主義者に置き換えているだけの事である。彼らがよく言うスローガンは”アメリカを取り戻せ...”。

    オバマは人種問題に関する発言を避けるしかない。彼には経済や医療問題の解決が先決であるからである。つい最近もハーバードの教授逮捕の件で警察の行為を”アホ”だと言っただけて、大変な事になったし...彼が口を開けば、”あいつは人種差別者”だと煽動する奴が現におり、米国全体の話題の焦点がそちらに向いてしまう。ホワイト・ハウスも、カーターの発言を歓迎していない。

    最近、よく聞くのが”オバマはアンチ(反)キリスト”だというデマが飛び交っているという話。今の所、メインストリートのメディアには浮上していないが...今日も世論調査によるとニュージャージーの共和党支持者の1/3がアンチ・キリストだと思っている事が報告されている。

    オバマは、気違いに振り回されている暇などない。だからこそ、カーターの発言は必要悪だったと思う。カーターはこの年齢で、誰にも言い訳する必要はない。だからこそ、本音を言える...政治的に賢明ではなくても。そんな人が1人いてくれるのも有り難いと思った。


    Saturday, August 29, 2009

    Teddy the Liberal Lion

    テッド・ケネディ議員の死は、リベラル派にとっては大きな痛手。彼は最もリベラルな議員として貢献して来たが、コンサバ系の大物を手なずける名人でもあった。

    ケネディ兄弟の末っ子で、やんちゃだった彼は、若くして3人の優秀な兄貴達を亡くし、甥や姪の父親が代わりとなりケネディ家を背負う事になる。コンサバ連中はテディを赤面のアル中野郎と呼ぶ。でも、これだけの悲しみと重荷を直ちに克服出来る強い人間なんてどれだけいるだろうか?

    神様が彼に与えた贈り物は”時間”だった。30才という若さで上院議員となり47年間兄貴達の夢を継承し実現に務めた。彼は数々な進歩的な法案を通し常に弱い者の味方であった。イラク戦争反対の旗頭でもあった。困った人がいると、”私に出来る事はないか?”と手を差し伸べる、後輩議員の世話を焼くのも好きだった..と政治家としてではなく、リベラルな人間のお手本の様な人だったという。

    彼は愛犬家としても有名で、何処へ行くにも2匹の犬を連れ、議事堂でもリーシュなして平気で連れて歩いていた姿、忘れられない。オバマの犬、Boもテディからの贈り物。

    ケネディ家の時代は終わったのだろうか? 確かに、彼はオバマにトーチを渡したのは象徴的、でも3代目のジェネレーションは地味ではあるが、環境問題や障害者の為に活躍している。テディの議席を誰が継承するかという話題で、浮上するのがジョー・ケネディ Jr..ロバートの長男。彼は下院の経験もある。

    最近、オバマが’少し優柔不断でリベラル派が欲求不満状態。医療保険改革だって、企業から政治献金してもらってる限りはある程度の譲歩が迫られる。テディーがオバマを支援したのは彼のリベラル魂に希望を見いだしたから。天国に行った彼の夢をかなえて欲しい。それって再選される事より大きな課題だと思う。そのくらいの意気込みで臨んでもらわないと、折角盛り上がった若い世代も”所詮政治家だ”と思うだろうし。これは私からの”Tough Love"。




    Sunday, August 23, 2009

    Targetはやっぱり楽しい。

    ターゲットが近所にオープンしたというので、飛んで行った。
    ターゲットはウォルマートに次ぐ大型スーパー。でもウォルマートよりお洒落でお店もクリーン、中産階級を引きつける。ところが最近、ウォルマートもターゲット並に店を魅力的にし、その上不景気も手伝ってターゲットが不調気味。

    Target 1

    やっぱりターゲットとウォルマートの決定的な違いは、買い物が楽しい事(働いてる人たちも楽しそう)、何時間でもウロウロしたい...反面ウォルマートはやはり安いけど必需品を買ったらさっさと出たい。

    Target 4

    最近、ミッシェル・オバマはターゲットの服を着てエアフォース・ワンのタラップを降りた。30−40ドルのサマードレス。これは一種のファッション・ステートメント。ターゲットはこういう技が巧い...安物を決して安物に見せない、チープ・シックというか... 見事な色彩のディスプレーは目が踊ってしまう。 

    2009-08-19-89817739.jpg

    もう一つ目を引いたのは、健康志向。例えば、この有機チョコレート豆乳、他の店より1ドル安い2ドル69セント。この辺がミドル・クラスを引きつける決め手なんだろうなあ。

    Target 2

    無印良品て、結構NYで積極的に展開してるけど、ターゲットに無印コーナーとして出店してくれたらなあ....なんて夢みたいな事言ってる。スタバだって各ターケットに出店してるし..

    因に、アップルのリーテル担当のロン・ジョンソン氏はターゲットの16年ベテラン。


    Thursday, August 20, 2009

    Pickpocket(すり)がputpocketsに???

    ロンドン発の面白い話を聞いた。
    20人の元すり(pickpocket)がputpocketを始めた。すなわち、お金の入った財布を通行人のポケットやバッグに入れる。財布の中には5ポンドから20ポンドまで入ってる。

    これは、英国のブロードバンドの会社TalkTalkが始めた企画。予算は10万ポンドとか。英国民は企業に対し懐疑的になってる、お金を市民に還元して笑顔をとり戻せたらって.. ちょっと”あく”のあるジョークみたいなこの企画、英国人ぽくていいなあ。

    こんな感じ...




    Sunday, August 16, 2009

    コナンの二回忌

    コナンを天国の送って2年経ちました。
    コナンは近所でも有名、私の名前を知らなくても、誰もがコナンの名前を知ってました。5番街をリーシュなしで歩ける様なお利口さんで、私を喜ばせる事が使命の様に生きてくれました。


    この事は以前にも書きましたが、同時テロの日(当時WTCで働いてました)、コナンが変に愛嬌をまくので会社をもう一日休む事にしたんです。あの朝、コナンは私にピッタリよりそって...離れませんでした。一機目が突っ込んだ時の爆音、コナンは体で感じていた様です。

    あの朝、普段早めに出勤する友達も二日酔いで遅刻して助かったという例もあります。 偶然といわれても仕方ありませんが、何人もの大好きな恩師や友達を失った私には、単にラッキーだったと思えないのです。

    コナンが逝った日のトラウマは今でも引きずっています。コナンの写真やビデオ、未だに正面から見る事が出来ず、楽しかった思い出が頭を過ると大泣きする事もあるんです。

    このコナンのビデオ(youtube)、33万人も見て笑ってくれました。このブログに貼付けましたが、未だにビデオを見る勇気出ません。 


    同時テロ、コナンの死を通して、死ぬ事を恐れなくなりました。自分の番はその内来るだろうし、その時は向こうでコナンが待っていてくれる様な気がして....


    Thursday, August 6, 2009

    "Cute as a button"だって???

    Pace(ボクサーもどき)と散歩してると、”your dog is cute as a button"と何度も言われた。この犬、40キロの大型犬、変な褒め方だなあ...と気になった。この子は、一応ボクサー犬。厳つい印象があってもいいんだけど。 ボタンみたいに可愛いってイメージ的に、赤ちゃん、犬ならボストン・テリアとか、シーズーとか...南部の言い回しかなあなんて思ってた。

    Cutie 3

    天国にいるコナンちゃんは、”立派”とか”ゴージャス”という褒め言葉だったよなあ。可愛いけど、筋肉隆々で眼光も鋭く凄みあったし。


    語源を調べてみると、やっぱり小さくて可愛いものに対する表現であり、英国で初めて登場した文章は鶉の関する事だったらしい。

    Paceちゃんは、子犬の時に捨てられて、その後タライ回しにされたせいか妙に人なつこい。誰にでも無差別に愛想を振りまく。確かにその仕草が小型犬の様。耳が聞こえないから、私の合図を常に求める。毎日かなり歩かせるのに、筋肉が付かず、触ったらマシュマロみたい。

    とはいえ、夕べの散歩は面白かった。歩道を歩いてると黒人の家族が5人歩いて来た。Paceは喜んで挨拶に行こうとする。ところがその家族、揃って顔が引きつり、立ち止まり、引き返そうとする。ああ...怖いんだ(私の経験から言うと、黒人で犬を怖がる人って多い)。ところが、この子は如何してもお愛想したくてひっぱる。彼らは一層怖がって逃げ出した。

    そうか..こんな能天気なポヨポヨ犬でも怖い人っているんだなあ。やっぱりPaceはボクサーだったんだね。


    Sunday, August 2, 2009

    "Birthers"に関してメディアが語らない事

    オバマは実はアメリカ生まれでなく、ケニアで生まれ、出生届も怪しい...よってオバマは大統領の資格がないという陰謀論を叫ぶ連中が”Birthers"。サポーターは例によって超右翼。共和党支持者の40%以上がオバマは実はアメリカで生まれていないと思っているという結果も出た。

    共和党の政治家は、ベースの感情を逆撫でするのを怖がり、この説に信憑性があるとも示唆者もいる。リベラル系は、”相変わらず低能な奴らだ”と一笑に伏しているのが現状。私もその一人だった。

    先週、Birtherの首謀者、女王蜂と呼ばれ全国を飛び回っているOrly Taitzというおばさんのインタビューを見て、寒気がした。このおばさん、ロシア系イスラエル人のアクセントが非常に濃い。

    あわてて調べてみると、彼女はどうやらモルドバ出身、イスラエル経由でアメリカに来ている様だ。そこで頭に浮かんだのが、アヴィグドール・リーバーマン、イスラエルの外相で超(過激)タカ派、反オバマで知られている。彼もモルドバ出身。
    グーグルしたら、同じ事考えてるブロガーもいる様だが具体的なコネクションは立証するに至らない。また、KGBのエージェントだという記事もある。

    彼女の資金は何処から来ているのだろうか? メディアは彼女に煽動されている連中のアホさばかりをテーマにしてるが、彼女の動機が本当は何処にあるのかを完全に無視している。イスラエルが絡むと面倒な事になるから故意に避けているのか?

    リベラルは、教育レベルが一般に高いせいか、こういうデマが発生すると”馬鹿馬鹿しい”と言って軽くあしらう傾向がある。クリントン時代も同様の失策があったし、ケリ−の大統領選挙戦の時も、例のスイフト・ボートの広告を本気にしなかったのが致命的な打撃となった事を忘れている。オバマが大統領になったといえ、アメリカはそれ程進歩的になった訳ではない。寧ろ、オバマを絶対支持しない層の声が高まっている。この様なデマは徹底的に撃退するべきだと思うし、そう思うのは私だけではない様だ。

    Sunday, July 26, 2009

    ゲイツ教授の件 

    アメリカで警察官と言えば、正義の味方だというグループと搾取する者と見るグループに分かれる。私は自分の経験から、4割が善玉警官でその他はろくでなしだと思ってる。因に警官の大半は共和党支持である。

    先週話題になったのが、アメリカで最もリベラルな町ケンブリッジで起ったゲイツ教授逮捕事件。ゲイツ教授は、ハーバードで教鞭をとり、アフリカ研究の権威。教育系チャンネルでも常連のスター教授。

    教授は中国から帰った際、自宅のドアを開かずこじ開けようとしたが、それを見たお節介おばはんが警察に、”怪しげな黒人が...”と通報。警察が捜査に来た時には教授は既に家の中にいた。ここで口論が始まる。”人種差別だ、俺が誰だか知ってるのか”と罵る。警官は”秩序を乱した”と教授を逮捕。因みに教授は杖をついた小さい中年のおじさん。
    Professor Henry Louis Gates Jr is arrested outside his home in Cambridge, Massachusetts, 16 July 2009 (Amateur photograph)

    私は、警察が根本的に悪いと思う。自分の家で大声で怒鳴って手錠をかけられるのは異常。とはいえ...

    教授に落ち度はあっただろうか? ゲイツ教授は比較的メインストリームで”寄らば大樹の陰派”、エスタブリッシュメントを揺さぶる発言を避けるタイプ。ハッキリいえば、一部の黒人は彼をアンクル・トム的だと見ている。事件後、著名な社会派黒人教授がテレビに出てコメントしていた。大半は、”警察の黒人やラテン系に対する恒常的な差別的行為は、この際建設的に見直されるべき”という内容だが、マイケル・ダイソン教授は、ゲイツ教授が”切れた”のは”上流階級黒人シンドローム”と皮肉のニュアンスを含む発言(笑)。

    一般的に中流階級の黒人がこの様な状況に巻き込まれると、大人しく警察の支持に従う(皮肉の一つも言うだろうが)。

    オバマは記者会見でこの一件に対する意見を求められた。彼は、教授とも知合いである事から、”警察の処置はアホだ”とうっかり言ってしまう。確かに彼は正しいが、政治的には失言。予想通り波紋を起こし、次の日に”警官と電話で話しをした、そのうちホワイトハウスでビールでも飲んで...”と表面上一件落着。勿論、共和党は”謝れ”と叫んでいる。

    プリンストンのメリッサ・ハリス・レースウェル教授(政治学)は、これを受けて、”ゲイツ教授ならビールより、ピノ・ノワールの方がお好みじゃないかしら”と皮肉。ゲイツ教授はこの一件で爆発している様だが、警官による黒人/ラテン系虐めは。日常茶飯事、彼らにとっては”ぬらりひょん”の様に常に頭の片隅に住み着いている。

    保守派はこれを切っ掛けに”逆差別”だと反撃している。搾取された経験のない者が、ダダを捏ねている奴らは実にコミカル。



    Saturday, July 25, 2009

    For profit or not for profit

    今、オバマのヘルスケアー改革が話題の中心。アメリカでは、企業・雇い主が健康保険を提供する。保険会社は当然営利企業であり、単純にはこうやって儲ける。

    保険料+保険料の運用利益-保険金=粗利益

    たんまり保険料を受け取りそれを運用、保険金は払わない様に逃げる。アメリカでは病人に対する治療は医者判断より寧ろ保険会社のマニュアルによる。リスクの高い人や、既に病気にかかっている人は当然引き受けない。

    保険料の高騰ぶり、医者にが払う賠償請求保険はうなぎ登り。アメリカ人の医療費は他国比2倍以上。 そんな訳で、個人営業や、小企業に勤める者で保険料が高過ぎて買えずにいる者が全人口の15%に達すると言われている。

    そこでオバマは選挙当時の公約を通り、国が健康保険を一部スポンサーするという政策をプッシュしている。勿論、共和党は”金がかかり過ぎ、保険会社が潰れる”と大反対。しかし厄介なのは、Blue Dogと言われるコンサバ系民主党議員。彼らは共和党が強い地盤から選出されていることから、リベラルな政策にことさら反対する少数グループ。

    私がここで考えたのは、健康保険会社や病院が営利企業である必要があるのだろうかという事。アメリカには、刑務所の運営を下請けする、Correction Corporation of America(上場会社)もある、彼らに収容者を更生する気はさらさらなく、寧ろ収容者を増やす事に興味がある。イラク戦争でもハリバートン等下請けが大儲けした(コカコーラを一本7ドルで売ったとか)。ここまで来るとオゾマしい。

    何でも”儲”につなげようとするのは、フリーマーケットに於いてはいいステロイド効果はあるが、全てが"営利"である必要もないという素朴な疑問を持つ時代が来ているのかも知れない。

    私のもう一つの素朴な質問は、何故雇い主が健康保険を供与するのだろう?健康保険料は、営業経費を食い散らし(GMが良い例)、米国企業の競争力を弱めている。



    Sunday, July 19, 2009

    Jamie Dimonは金融界のロックスター


    JPモルガンCEOのジェイミー・ダイモンは格好良すぎる。彼に惚れてる女性は、どうも私だけじゃないらしい。彼が、CNBCなんかに出ると胸がキュンとなる。

    金融危機以来、大手銀行唯一の勝利者(ゴールドマンやモルスタは投資銀行というか巨大ヘッジファンド)として浮上。彼が口を開くと、皆が注目。議会の公聴会でも、冴えない他の銀行のCEOの言い訳がましいおっさんに混じって、彼は唯一若々しく且つ強かだった。彼の痛快な率直さは、不思議にセクシーなのである。



    彼のレジメは、映画になっていい位のストーリー性がある。ハーバードのMBAを取得後、当時アメリカン・エキスプレスのサンディ・ワイルに見込まれ直属の部下になる(GSとMSのオファーを蹴って)。二人はアメックスを去り、損保やソロモン、Citiの吸収統合を繰り返し、Citi Groupという帝国を築く。90年代後半、ワイルは自分の娘を昇格させ、ジェイミーとの確執が深まる。1998年、彼はCitiを去る(彼自身は首になったと言っている)。

    2000年、ジェイミーは当時全米5位のバンクワンのCEOに就任、4年後JP モルガンがバンクワンを買収した際、彼はCEOの座を勝ち取る。

    その後、ジェイミーは大胆なコスト削減に専念(これに関しては、JPモルガンの社員は”エリート銀行を地銀みたいに運営しようとしてる”と文句をたれていた)、アセットも他の銀行よりコンサバに運用。金融危機に際しても、ベア・スターンズやワシントン・ミューチュアルを買収する余力さえあった。彼は、欲の塊の様なワイルから、”Greed is not necessarily good ( 欲は必ずしもいい事ではない)“と言う事を学んだのかも知れない。

    オバマはジェイミーをこう賞賛している。

    "You know, keep in mind, though. There are a lot of banks that are actually pretty well managed; JP Morgan being a good example. Jamie Dimon, the CEO there; I don’t think he should be punished for doing a pretty good job managing an enormous portfolio."

    3月のスピーチ(No silver bullet):Dimon: No Silver Bullet - CNBC.com


    Saturday, July 11, 2009

    Algorithmic Tradingの脅威

    Algortithmic Tradingとは、日本で一般的にシストレと言われるものに近い。アメリカでは、Quants, Robo-Trade, High Frequency Trade, Black Box Tradeと呼ばれている。

    ここで問題視したいのは、そのボリュームである。例えば、NYSEに於けるAlgorithmic Tradingは5割から6割に達している。その内の6割がゴールドマン・サックス。という事は、彼らのボリュームは全体の3割以上ともいえる。しかも、成功率の高いプログラムは皆が真似るのであり、大手のファンドは皆似通ったプログラムを使っている。大手ファンドのプログラムのパターンにおんぶする連中も実際多い。

    この様な、大量且つ迅速なトレードは、勿論、市場に流動性をもたらすという点で必要である。それでも、この圧倒的なボリュームは、市場を自由自在に動かせるというのは、誰も語りたがらない事実。

    株式市場は3月に底をつき、急上昇したものの、6月7月と不調である。投資家が戻らない。これは、景気の先行き不安以上に、市場に対する信用が欠如しているからでもある。市場の警察であるべきSECは後手後手、しかも自分たちの将来の雇用者である大手ブローカーの機嫌を損ねたくない。また、洗練されたシステムを理解する程有能でもない。

    先週末、ゴールドマンの極秘プログラムを盗んだとされる元社員が捕り、少し話題にはなったが、こんな話をすると”あんたは陰謀論者だ”で片付けられるのがオチ。

    しかし乍ら、最近”Zero Hedge"というブロガーが精力的に、ゴールドマンや政府にチャレンジしている。彼らはかなり高度な知識があり,内部事情も理解している様である。最近、彼らはゴールドマンが顧客のオーダーを利用して、そのトレードが実行される前に、相場を動かしているという事実をすっぱ抜いた。 これはFront Runと呼ばれる操作...多分法律に触れないんだろうけど。

    ゴールドマンは、能力があるから勝ってきたわけで、競争相手が殆ど死に絶えた今、彼らに圧倒的な影響力があって当たり前。政治家は企業の味方というのは、今に始まった訳じゃない。ただ、ゴールドマンの存在が、イスラエルの核兵器の様に暗黙の了解という状況になっており、メディアも怖がっているのがおぞましいのである。


    Saturday, July 4, 2009

    サラがアラスカ知事職を投げ出した理由。

    サラが、知事をヤメると宣言。支離滅裂なスピーチでまた世間を惑わせている。今後は共和党の候補者を応援して全国を回りたいとか適当な事言ったが、誰も本気にしていない。サラはサラの為にしか動かない。

    Sarah Palin winking


    3つの理由が考えられる。

    次期大統領選
    アラスカの知事に選ばれたという事実は、履歴書に載せられる。かったるいアラスカの知事をするより時間を有効に使ってアメリカ全土でプロモーションを出来る環境をちゃっかり選んだ。ただ、中途で知事の様な重要な職をヤメる様な人間に大統領が勤まるだろうか? そういう批判は短期のセットバックと考え、博打に出たのか?

    自伝を出すという話は既に発表されている。少なくとも7−10億円程の契約金が保証されているはず。アラスカ知事の年収は1200万円程、比較にならない。又、共和党の中では未だに熱狂的なファンがおり、講演収入、テレビ出演、トークショーのホスト等、儲かる話はいくらでも来ているはず。彼女自身のアセット(容姿、話題性、人気)を現金化するのは今が最後のチャンス?

    汚職疑惑
    ワシラ町長時代、スポーツアリーナの建設に伴い、ある建設会社を不当に起用。その建設会社はサラの自宅の建設の際資材を提供している。この件に関しては、以前から噂になっていたが、本格的な捜査が始まったのかも知れない。今までも色々とスキャンダルで弁護士費用が50万ドルかかっている上、この話が本当ならさらに莫大な費用が予想される。

    この爆弾宣言の直前、共和党上層部は、サラにはアラスカに戻って大人しくしてくれいう声があった。彼女は共和党のベースには有り難いが、今後の事を考えると厄介者。最近、Vanity Fairでも大きな暴露記事があったばかり。

    サラは、知性に欠け、世界情勢の基本も知らない。地理の知識は日本の中学生以下。でも、彼女が凄いのは、政界という市場に於ける自分の価値を把握している。早々と損切り(辞職)して、全国展開に乗り出す。皆の予想より1年程早く...




    Thursday, July 2, 2009

    David vs. Goliath (ゴールドマン・サックス陰謀説)

    陰謀説(Conspiracy Theory)といえば、ケネディ暗殺や、月面着陸偽装等が頭に浮かぶが、最近ゴールドマン・サックス(GS)陰謀説が頻繁に語られている。

    GSが実はアメリカやヨーロッパの政治経済を支配しているという説。この話になると、右翼も左翼も仲良しになる。私は、半信半疑であるが,面白くて仕方がない。

    GSに真っ向から挑戦した奴がいなかった(ブロガーとかは別として)。そこに、政治評論家として人気のあるMatt TaibbiがRolling Stone誌にGSの悪事を暴く記事を書いた。彼は、3月頃から金融崩壊に興味を持ち(彼は経済に関しては素人と自認)、”The Big Takeover"という記事でAIG救済を採上げ高い評価を受けていた。

    最新の記事のタイトルは”The Great American Bubble Machine(リンクは記事とビデオ)"。


    この記事では、GSは吸血イカでとかバブル・マフィアと例えられ、どの様に今世紀に起ったバブルをクリエートしたかが焦点。
    • インターネット・バブル:利益を出せないガラクタのスタートアップをどんどんIPOさせた。
    • サブ・プライム・バブル:値打ちのない住宅ローン債権を売りまくり、裏で空売りしまくった。
    • 商品先物:去年のオイルの高騰はGSとモルガン・スタンレ−の仕業。
    又、GSはOBを政界に送り出し、ワシントンを実質牛耳っている実情。

    Mattの記事に対し、GSのPRが返答した。これが傑作で、完全にガキ扱い...例えば、単なるGS陰謀説の蒸し返しだとか、あんたは複雑性を理解しとらん、ローリングストーンはオールマンの記事でも書いていればいいとか。たた、Mattの記事の内容を具体的に否定した訳ではない。Mattは反論してみろと啖呵を切った。

    私の見解。GS陰謀説というより、GSの影響力が強くなりすぎたという事。去年までベア、メリル、リーマンがまだ健在の時、私はよく”5 White Boysの寡頭制”なんて言ってた。それが、2社だけ生き延びた。私が一番懸念しているのは、GSのプログラム・トレーディングの圧倒的なボリューム。他社を大きく引き離しており、市場を独占的に操作出来る事。当然他社もGSのプログラムを真似る。

    もう一点、AIGを救済したのは究極的には、GSを危機から守るためだったと思う。GSはAIGから$12 Billion受け取り、TARPの$10 Billionもちゃっかり返済。株価もここ数ヶ月で2倍以上反発。

    去年の金融危機の際、ヘンリー・ポールソン(元GSのCEO)が財務長官でなかったらと考えたら恐ろしい。大恐慌の際、ルーズベルトがジョー・ケネディを起用したのと同じ理屈。彼の素早い判断力と実行力には凄みがあった。

    GSはトビっきり優秀な連中が集まり、法律で許される限度ギリギリで大もうけする天才集団。ミルケンやボースキ−等は、欲が理性を超えたから捕まった。陰謀説?ウォール・ストリートは陰謀だらけ。なにも今世紀に始まった話じゃない。




    Sunday, June 28, 2009

    中年ギークのリベンジ

    夕べ、友達の家で“We are the World"のビデオを見てたら、面白い論争になった。
    出演してるアーチストの名前を全部言えたのは私だけで、お前はギークだと言われてしまった。 

    20代の連中もいて、ジェネレーション・ギャップで面白い展開になる。50代のオッサンが、”80年代以降、音楽の歴史を変えた奴おらん”と啖呵を切った。確かに....80年代に人気が出たU2やPrince、Springsteenだってデビューは70年代だし、まあ、ラップの基盤が出来たのは80年代前半か?  Coldplayあたりは評価できるけど、歴史的だとは思えない。ああ、NievanaやPearl Jamは凄いと思うし....そんなもんかな思いつくのは。

    最近のCDは曲数が多すぎるし、Fugeesの”The Score"以来、全曲楽しめるアルバムのお目にかかったことないなあ。iTunesのせいで忍耐力がなくなったのかもしれない。でも歴史に残る名盤は、じっくり座って一枚通して聴ける。

    と、議論は熱のこもったものになった。私はiPhoneでRolling Stone誌のトップ100名盤リストを披露。

    因に、Rolling Stoneの不死身のアーチスト・リスト。

    The Immortals Photo

    あれ、2Pacが入ってる。正直、こんな私でも2Pacは確かに凄いと思った事あるなあ。私も、決して閉鎖的な中年Classic Rockファンじゃないと気が付いて安心。とはいえ、若者達には反論の余地はなかった。

    80年代以降の大衆音楽(変な言い方だけど)の土壌、一体何が変化したんだろう? PCが一般的に普及されたのは80年代。関係ないかなあ? 

    そういえば先週、近所のオッサンたちが、ガレージでAllmanを演奏してるのが聞こえて来た。ヘタクソだったけど、久々に頭が軽くなった。

    Friday, June 26, 2009

    iPhoneで歴史的コンサート

    最近”Concert Vault"という、恐るべきアプリを発見。
    特に、70年代のクラシック・ロックが好きな人にはたまらないと思う。
    ロック・アーティストのコンサートの実況録音が無料で聞ける。
    例えば、Eric Claptonで検索すると、15件のコンサートのリストが出る。コンサートの場所と日付も。聞きたいコンサートをクリックすれば、曲目が出る。Derek & Dominosもあるから凄い。


    このリストに全パフォーマーが出てるけど、あれっ、Dylanがない。

    とはいえ、結構凄いポートフォリオだと思う。今時、音質の悪い70年代のコンサートなんて、youtubeなら古いコンサートの動画もあるのに、と思う人もいるだろうけど、なんか変にノスタルジアな味わいがあるんだよね。それに、コンサートもNYのBottom Lineとか、こじんまりとした所だったり、結構掘り出し物もある。

    これは、はっきり言って、ベビーブーマー対象のアプリだと思う。"Most Played"のリスト見たら、70年代のロックばかり。




    Thursday, June 25, 2009

    ファラとマイケル

    今朝、ファラ・フォーセットの死を知りショックを受けていたところ、今度はマイケル・ジャクソン。

    まだガキだった私は、ファラの屈託のない笑顔と健康美を見て憧れたものでした。この写真は確かに衝撃的にかっこ良かった。わたしも、わざわざアメリカ製のシャンプーなんか使ってみたりしたなあ。

    でも、ネクラでギーク系の私は、寧ろこっち路線に親近感を感じたなあ。


    ファラは、最後まで癌と戦ってよく報道されてた。あまり芸能系に興味のない私でも、Huffinton Postの見出し毎日の様に出てたからなんとなく知ってた。死に際までかっこ良かったなあ、ファラは。

    マイケルの突然の死は、さすがに驚いた。”Off The Wall"は歴史に残る名盤だと思う。この数年、問題だらけの人生だったけど、なんか気の毒に思ってた。子供らしく育つ機会を与えられず、いきなり大人にならざるをえなかった可哀想な人。

    私の好きな歌はこれ。




    Rest in peace.



    Sunday, June 21, 2009

    オバマのスーパー・ヒーロー ビデオ

    JibJabがまた面白いビデオを発表。オバマをスーパー・ヒーローにしたテーマ。
    昨日も、大統領歴史学者が言ってたなあ、アメリカは常に何らかの問題を抱えてるけど、ルーズベルトは大恐慌、ケネディはキューバ、でもオバマみたいに、金融危機、戦争、国家財政、テロリズム等、同時進行で問題解決を迫られる大統領は歴史上いないって。だから、どこにでも駆けつけるスーパー・ヒーローなんだろうなあ。彼の武器は大きな耳??? これ、良くできてるし、コミック・ファンのオバマ自身も喜びそう。



    Saturday, June 20, 2009

    iPhone 3G S 、こちらは好調

    Revolutionaryじゃないけど、Evolutionaryというのが一般的な意見だけど、ライバルの1年先を行ってるとも。お昼休みに近所のApple Store覗きに行ったら、30人程列んでた。ご丁寧に飲み物やスナックを配ってた...残念ながら、店の中には入れてもらえず、3GSをいじる事もできなかった。明日、ATTストア覗いてみようっと。

    Apple Store - iDay #3 by you.

    さて、ガジェット評論家のレビューの内容は上々。
    このリンクでサマリーが見れる。

    やっぱり、Pogueのレビュー(ビデオ)が一番面白い。
    このリンクなら、iTunesやiPhoneで見れる。彼は、ギークぶりは半端じゃない。

    David Pogue
    PogueRT @FrankSolensky: Cute Pogue video about iPhone 3Gs. Ironically, I can't watch it from my iPhone. [DP sez: Why not? http://bit.ly/17UBqq ]

    私のiPhone 3Gは、12月に買ったばかりなので、今年はパス。来年、MacBook Proの様なユニボディで登場する事を期待。


    Sunday, June 14, 2009

    イラン、不正選挙

    欧米では、イランの選挙の結果は明らかに不正だという見解。
    統計理論的に矛盾しているという事。今回の選挙率85%と通常より圧倒的に多い、という事は現職のレファレンダムであるはず。ところが、現職がムサビに2倍以上の率で勝つというのは、考えられないという。

    選挙結果が出てから、若者達が市街地に繰り出し暴れている。ムサビは違反行為があったと主張、現在自宅監禁中。イスラエルなど現職の再選を密かに喜んでいるらしい(知らない敵より知ってる敵という論理)。

    イランの実質的支配権を持つのは、終身制の"最高指導者”と呼ばれるハーメネイー師であり、イスラム革命防衛隊が実権を握り、今回の不正選挙も軍隊が関与しているという噂もある。

    イランの基本的外交、核路線は変わらないだろう。オバマ政権は、今回の選挙に不信感をいだきつつも、条件付き対話を引き続き検討する方針。

    とはいえ、学生たちのプロテストは拡大しており、天安門事件化するのではないかという声もある。

    GREENREVMajid:Getty




    Tuesday, June 9, 2009

    極楽犬

    最近暑くて、うちのお坊ちゃんはだれ気味。愛犬用のアイスクリームを適当に作ってみたら。大受け。店で買うと4個入りで、3ドル以上するんだけど、これなら3個で10円もしないだろうなあ。



    うちの子は、ノンストップで食べちゃうけど、中盤から恍惚状態になるので可笑しい。
    面白いのでビデオを作ってみた。音楽と舌の動きがシンクしてる。
    (youtube乗っけたら著作権問題で、音楽消されたのでショック)。

    iPhoneで見れるyoutubeのリンクはここ:YouTube - Doggie Icecream Pacey Pop

    でも、このリンクなら音楽付き。レシピも出てくるよ。因に、名前は”Pacey Pop"。




    Saturday, June 6, 2009

    オバマ、ピラミッドで、そっくりさんに遭遇 - おまけ

    今日、友達と相変わらず政治の話に花を咲かせていたら、彼女が”例の、オバマのそっくりさん、一体誰だろう”と言う。そっくりさんとは、エジプトの壁画。

    オバマがピラミッド観光中に、自分で見付けて”こいつ、俺とそっくりだよ、耳を見てごらんよ”とはしゃいでいたらしい。


    私も、昔2週間のエジプト旅行したけど、こんな宇宙人みたいな壁画やヒエログラフ見た事ない。他のより原始的だし、頭を丸めているし、書記かなあ。

    この友達は、オバマを崇拝してるから、”オバマって宇宙人かもね”なんて言い出した。あの冷静さは人間わざじゃないって。リベラルのオバマ崇拝もこうなるとちょっと...と思うけど。でも、このそっくりさんの正体気になるなあ。



    D-Day, The Greatest Generation

    今朝、ノルマンディー上陸65周年の式典が、フランスの北西部カーンの米軍人墓地で行われた。



    The President an European leaders arrive


    アメリカでは、大恐慌時代に育ち、第二次世界大戦に従軍した世代を”Greatest Generation"と呼ばれている。彼らは、現在85才以上の年齢に達している。彼らは、戦争の事を語りたがらない。戦争から帰り、GIビルで大学に行き、現在のアメリカの経済基盤を築いた世代。

    オバマはスピーチで、家に戻れない覚悟で最後の墓参りに来ていた病弱の元兵士が、昨晩息を引き取ったという話をした。

    従軍した兵士が老齢化し、生証人がどんどんこの世を去って行く。最近、著名な映像作家のケン・バーンズが”The War"という第二次世界大戦のドキュメンタリーを発表した。コチラの教育系チャンネルで放映されたけど、残念ながら無料動画は見つからない。

    iTunesのPodcastで、無料で30分程見れるので、興味があれば.....



    Friday, June 5, 2009

    This is your home

    ちょっと前に、空からの地球の映像をテーマにしたビデオを紹介。


    1時間半に及ぶ映画“HOME"がネットで無料で見れるので、美しい画像だけではなく、環境問題に興味がある人には是非見て欲しいし、家族や友達ともシェアして欲しい。(念のため、これ残念ながらiPhoneでは見れないよ)。


    ホームページも素晴らしく、世界50カ国で撮影された映像が地図で追える。

    この映画は、地球の成り立ちから生命の発生のミラクル、地球の雄大さ、デリケートさ教ええてくれる。地球は我が家だと思って、優しくしなくちゃ...個人的にも、組織的にも。

    残念ながら、地球と人間は6千年前に神様が創造したと信じて疑わない人たちが何億人もいる。もっと残念な事に、アメリカのある下院議員は、”地球の破滅は神様次第、人間の努力で食い止められもんじゃないと主張する”と本気で発言、彼と同じ考え方をする人達も少なく無い。宗教の影響力で、基本的な科学の否定、あげくの果てに環境破壊もOK。アメリカに関して言えば、政治と教育から宗教を排除する事も、環境保全に対する意識拡大の為必要なのかも知れない。



    Thursday, June 4, 2009

    オバマのカイロ演説/ピラミッド観光

    またオバマネタ? でも歴史的なんだから仕方ないか。
    今朝の演説、また上出来で安心。内容はこのリンクで:オバマ米大統領演説の骨子 - MSN産経ニュース

    勿論、文句が出てない訳ではない。アラブからは口先だけだ、イスラエルはパレスチナと同等に語るなんてけしからんとか。

    イスラムとの新たな始まりをテーマに、オバマはコーランを引用し、巧みに平和志向を強調、相互理解で歩み寄ろう...オバマの凄さは、聞き手の知性を尊重した内容の演説を、難しい言葉を使わずに出来る事。当然の事なんだけど...大人の政治してるって事。

    タカ派のユダヤロビーが動き出している。オバマの様に、イスラエルの言う事を聞かないアメリカのリーダー(しかも人気が高い)は困るのだろう。アメリカは、イスラエルに毎年何百億ドルも援助している上、飼いならされた番犬扱いされている。ところがオバマの登場で、最近風向きが少しづつ変わって来た。明日は、ちゃんとドイツのユダヤ人収容所の跡を訪問するんだから、いい加減黙れと言いたくなる。

    同時テロの原因の一つは、アメリカがイスラエルの肩を持ちすぎるという事がある。アラブの方もある程度フェアに対処しないと、アメリカはまた狙われる。これは安全保障に効果的。その証拠にアラブの急進派が、”我々の新しい敵はかしこぞ”なんてコメントしている。共和党が”オバマはテロリストの味方”なんて悲鳴をあげているから、あいた口が塞がらない。

    ところで、オバマは演説の後、ピラミッド観光を楽しむ。例のバーガー・トリップよりよっぽどいいなんてジョークが出た。






    Wednesday, June 3, 2009

    アメリカ人がデブな訳 − (バーガー編)/ オバマのバーガー・トリップ

    オバマがホワイトハウスを抜け出して”Five Guys Burger"に行ったと報道される。
    この店、結構人気があって、全国チェーンを展開。

    そりゃ、こんなの食べたら太るよね。学生の頃、マクドナルドのシェイク、1/5飲んだらうんざりしたものだったけど、今の私なら平気で全部飲める。結局、腹一杯にならないと、食べた気がしないんだと思う。腹八分目というコンセプトが全くない。私も、食欲が旺盛で、パスタが美味しく出来上がれば、3人前平気で食べちゃうし。大学時代とサイズが同じなのが不思議。

    うちの近所でも、3人に2人が肥満。これじゃ、医療費だけでこの国は破産。”腹八分目”キャンペンでも始めればいいと思うけど。これで、食料の需要が2割減り価格も下落、医療コストが減少、消費者は食料以外の物を買えるし、公立学校の運営費も減り、貧乏な国にもっと食料を送れる。いい事だらけ。短絡的だけど、出来ない事じゃない。

    このビデオは、オバマがバーガーを買いに行った様子を追ったもの。ホワイト・ハウスの内部や、人々の反応等結構面白い。こうやってホワイト・ハウスを抜け出すのが、オバマの唯一の楽しみらしい。






    Tuesday, June 2, 2009

    最近発見した事

    最近、本を読んでない事に気が付いた。
    本は読まないけど、インターネットで色々と読んでいるから、常に情報に囲まれて生活をしている事は確かなんだけど。ノンビリ座って本を読む時間がない。

    先日、iTunesで、パウロ・コエーリョの“アルケミスト“のオーディオ・ブックが無料になっていたのでダウンロードしてみた。朗読は、英俳優のジェレミー・アイアンズ。あまりの美しさに、驚いてしまい、一気にハマってしまった。


    今までオーディオ・ブックは、知的観点から、ちょっと....という感じで敬遠してたけど、移動中、買い物中、料理中、何時でも楽しめるのは何とも言えない魅力。聞きたいのをiPhoneにダウンロードするだけ。 その上図書館で借りられるから、Macにダウンロードすれば私の物。

    今、オバマの"The Audacity of Hope"を聞いているけど、本人が朗読してるし(聞き慣れた声)、読んだ時より楽しんでる。大統領になった今、彼は中道によりがちで、リベラル系が文句を言ってるけど、3年前の彼の声を聞くと、やっぱり彼は根本的にレベラルだと安心したりする。


    The Audacity of Hope: Thoughts on Reclaiming the American Dream



    Sunday, May 31, 2009

    残念だったね、スーザン

    スーザン・ボイル、先週は報道陣に追いかけられ、意地悪な記事を書かれ、プレッシャーでとうとう切れたらしい。そのうえ、もうヤメるともほのめかしたとか。

    とはいえ、最終戦は予想以上の出来映えで一先ず安心。



    審査員のサイモンが、勝っても負けても、あんたは偉いよなんて言うもんだから、ダメかもなんて、頭をよぎった。ニュースを見ると、スーザンは準優勝だったと報道されて..やっぱり。でも、優勝したのは、若いダンスグループ。確かに、巧いなあとは思うけどああいうのって、こちらじゃ珍しくないし...ええ???って感じ。


    とはいえ、おばちゃん、CD(ソニー)やテレビのディールも既に来てるし、準優勝というのが、かえってストーリー性を増すのかもしれない(商売上手のサイモンのストラテジ−)。優勝したら出来過ぎだし。スーザンは、その後神経性の過労で病院に運ばれたらしい。ストレスたまってたんだろうね。それにしても、遅咲きスーザンの話題は、不景気で暗い世情に小さな明を灯してくれた様な気がする。



    Saturday, May 30, 2009

    逆差別だと叫ぶ、共和党の男達

    アメリカの政治界は、今、オバマが最高裁判事候補に指名した、ソニア・ソトマヨールで一色。
    彼女は、プエルトリコ人、ブロンクスの公営住宅で育ち、プリンストンを首席で卒業、イエールのロースクールとずば抜けた学歴、法曹界の経験も現職の最高裁判事より経験豊富とも言われている。また、ヒスパニックでは初めての指名という事、女性である事等でテクニカルには楽勝と考えられる。

    SOTOMAYORChipSomodevilla:Getty

    ところが、8年程前に大学でのスピーチで、”経験あり賢いラテン系の女性が、こうした経験のない白人男性よりよい結論を出せるだろう”なんて言ったもんだから、共和党の連中は、”逆差別”と大騒ぎしている。もちろん、スピーチの一部を取り出して、全体のスピーチの内容を無視して攻撃しているだけ。彼女の属するラテン系女性のグループはKKKみたいなもんだとか、この発言した時、彼女は生理中だったんじゃないかとか異常な発言あった。

    これじゃ、大切な女性票や、ヒスパニック票はますます民主党に持って行かれるから、リベラルの連中は”あいつら酷い事言うなあ”と言いながらも、笑いが止まらない。

    白人男性がこの一節で、自分たちが人種差別されてるなんて、臆病者としか言いようがない。まあ、あの人達、性別は人種で差別を感じた事ない唯一のグループ。経験ないから、こんな情けない事言うんだろうけど...だれも可哀想なんて思わないよ。

    共和党のアホな攻撃がコミカルなので、ダイジェストのビデオも登場。





    Thursday, May 28, 2009

    血迷うネオコン

    最近、ネオコン連中の、常軌を逸した発言が続発。まあ、ネオコンの頭領ともいえる、ディック・チェイニーが頻繁にテレビに出演する事は、最近書いたけど、なんか、彼らは追詰められた瀕死の獲物のようだ。まあ、あの連中は、自ら戦争に行く勇気はないくせに、戦争を始めるのが大好き。臆病者は、恐れに対して過剰反応を示すものである。

    チャールズ・クラウトハマーというネオコン系の政治評論家、テレビに頻繁に出るし、ワシントン・ポストにコラムも書いている。スタートレックに登場する、悪玉宇宙人みたいな不気味なオッサン。

    こいつは、先週の北朝鮮の核実験の後、なんと北朝鮮とは交渉はやめて、日本に核武装させろと言った。まあ、日本人がとんでもないと言うのは当たり前として、中国や韓国が何と言うだろう。極東の安定は一挙に崩れ、中国は武装に一層注力する。これじゃ、アメリカも困るだろう。このオッサン、一応保守系でもインテリ派と見なされているから始末が悪い。







    Monday, May 25, 2009

    IPhone Art その2 −ホルヘ・コロンボ

    先週、アーティスト、ホルへ・コロンボのiPhoneを使って指で描いた作品に関する
    記事と動画がロンドンのタイムスに登場し注目を集めていた。懐かしいニューヨークの街角のビビッドに蘇る作品。

    記事とビデオのリンク:Video: Meet Jorge Colombo: the iPhone artist

    なんと、今週号のNew Yorker誌の表紙に彼の作品が使われ評判になっている。このビデオでは、その制作過程が見られる。


    実際に、同じApp(Brush Viewer)を使ってみた人によると、結構楽しいらしい。しかも、画材が必要ない事から、準備や後始末の必要がないと気に入っている様子。


    Sunday, May 24, 2009

    スーザン・ボイル、準決勝へ

    このスコットランドのおばちゃん覚えてる?
    準決勝まで進出したらしい。
    今回は、ちゃんと髪を染めて、お化粧して....

    いいなって思うのは、このおばちゃん、なんのてらいもなく、なんの無理もなく、さらっと歌ってくれる事。この手の美談にありがちな、押しつけがましさも皆無。意地悪なサイモンも予選の時の失礼な発言を謝ったりして面白いし、おばちゃんも“きょとん“として変に力んでないし。今月末に結果がでて、優勝すれば、女王様の前で歌うとか。



    Friday, May 22, 2009

    ダース・ベイダー対ルーク・スカイウォーカー

    昨日は、オバマが安全保障に関する演説を終えた5分後に、前副大統領チェイニーがスピーチをした。チェイニーは現役時代、メディアに出る事はほとんどなく、影でブッシュを操る闇将軍のようなイメージがあり、ダース・ベイダーたど呼ばれている。


    その彼が、最近水責め拷問問題の責任追及がメディアを騒がせる様になって以来、テレビ、ラジオに出まくり、拷問は同時テロの後は必要であった、オバマ政権下ではアメリカは安全ではない、ブッシュ政権は同時テロ後アメリカを守ったという事を繰り返し述べている。

    共和党の人気を蘇らすのが目的?それとも、自己弁護? ブッシュ政権で、パウエルの部下(chief of staff) だったウィルカーソン大佐曰く、”チェイニーは非常に恐がりであり、拷問問題で、責任を問われるのが怖いから自己弁護に走っている”。同時テロ後の過剰な反応も、チェイニーの臆病な性格を反映しているという事。最近は、水責めを使って、同時テロとイラクを関連させる様な証言させたとも報道されている。軍隊で実際に訓練で水責めの経験がある人によれば、あまりの苦しさに、相手の聞きたい事なんでも言ってしまうらしい。

    オバマの演説は相変わらず、論理的、冷静(アメリカでは、キュウリの様にクールだという表現があるけど、全くその通り)、”大統領選の時の公約は守る”、グアンタナモ収容所は閉鎖する。演説の最後に、"恐怖心を煽動する様な発言は、国をまっ二つに分け、寧ろ危険であり、恐怖感の基づいた方策は、かえって間違いを起こしかねない。国家の安全の為にアメリカの価値観を犠牲にしない”という感じで決めた。まさに、チェイニーに対する挑戦とも言える。

    ここで、チェイニーに忠告したい。オバマは、過去を振り返らず、前向きに問題解決しようと何度も言っている。これは、リベラル派への裏切りでもあり、チェイニーやブッシュ政権に対する責任追及には消極的である事。オバマの悪口を言いまくるのやめないと、リベラルが一層オバマに圧力をかけるのは必至。その証拠に、チェイニーのスピーチを聞いていた私は、”こいつは刑務所行きだ”と思ってしまったし...

    昨日の一件は、世紀の政治活劇お様で、久々にメディアも興奮気味だった。





    Monday, May 18, 2009

    Macのクールな広告

    アップルは、センスのいいCM等で定評があるけど、最近マイクロソフトが”PCはMacよりも安い”キャンペーンを攻撃的に展開。こんな感じ。

    アップルも反撃開始。このCMも面白いけど...



    今日話題になったのが、ニューヨーク・タイムスのウェブサイトに出た広告。これをわざわざ録画して、youtubeにのっけるMacオタクがいるからまた面白い。なかなか凝ってるし、やっぱりマイクロソフトはセンスという意味でも、アップルに勝てないと実感。憎いのは、左側のカツラの広告っぽい(使用前、使用後)がいきなり喋り出すところ。




    Saturday, May 16, 2009

    テキサスが合衆国から離脱したいって?

    テキサスの知事(リック・ペリー、共和党)が最近やたら、”テキサスは合衆国から離脱するべき”と叫び、リベラルの間では、笑いの種になっている。”どうぞ、ご勝手に”という感じ。これは、共和党がベースを煽動する為のプロパガンダに過ぎなかったが...

    アンケートでは、テキサスの住民の1/3、テキサスの共和党の1/2が本気で分離したいらしい。ポイントは、オバマが、拳銃を所有する権利を奪うだの、アメリカを社会主義にするだの(実は社会主義の定義も知らん奴がほとんど)と洗脳された連中しか共和党に残っていない証拠(現在、自分は共和党だと言う人は21%しかいない)。

    実際、テキサスが分離すれば、面白い事になる。例えば、
    • 共和党に大統領選での勝ち目は全く無くなる。テキサスは、大統領選挙人の6%も占める。上下院とも、民主党楽勝。世界はもっと平和になる?
    • 税率が急上昇する。ハリケーン等の政府からの支援が消える、NASAや軍事基地の撤退、地元雇用が減る、テキサス独自の軍隊を設立する費用等、新しい国としての立ち上げ費用。
    • ところで、スポーツ・チームはどうなんの?テレビ局は相手にしてくれないよ。
    • 11年後には、ヒスパニックが白人の人口を超え、30年後には、人口の過半数を超える。そんなことになったら、メキシコに吸収されるのも時間の問題?
    と、リベラル系で人気のキース・オルバーマンが金曜日の番組で言ってた。


    ここらは一応南部なんで、あちこちに拳銃を売る店があるけど、表にこんなサインが出ている。Get it while you can"。拳銃にしがみつきたい保守派の連中は、不景気にも関わらず、拳銃を買いあさっているらしい。それが証拠に、Smith and Wessonの株価は、今年になって一時3倍に急上昇。

    さて、共和党で一人だけ正常だと言われる、ユタ州知事のハンツマンも駐中国大使候補に選ばれ(実は,彼は2012年の大統領選への希望の星だと言われていた)、共和党の弱体化は痛々しい程。

    ふっと思ったんだけど、ブッシュ政権時代、戦争反対やらブッシュ批判をするリベラルの連中は非国民呼ばわりされたなあ。じゃあ、分離を叫ぶテキサス知事の愛国心は?




    Thursday, May 14, 2009

    プラサ カナリオ

    近所のホームセンターでパーキングを探してたら、思わず、”オッ”と言ってしまうくらい、大きな犬がジープの後座席に立っていた。

    IMG_0041_2 by you.

    飼い主が戻って来たので、あんたの犬すごいねなんて言ってると、自慢げに見せてくれた。

    IMG_0042 by you.

    体重80キロ程、まだ1才半とか。ブリードは、悪名高い(数年前に人をかみ殺した事件あり),プラサ・カナリオ。とはいえ、結構大人しそうで、優しい顔をしていた。私の犬を見ても、他の犬みたいに興奮することもなかったし。レスキュー犬らしい。まあ、大きな犬といえば、グレートデーン、日本なら土佐犬等、別に珍しくもないけど、この犬、凄い強面。犬好きの私も、車から降りるのは勘弁という感じ。

    成犬だと、こんなに迫力がある。

    Drago De Dona Aurora a working Pressa at 3 years old

    大昔に、子犬を見た事あるけど、結構可愛かった記憶がある。

    See full size image






    ところが、うちの子は、一緒に遊びたいとビービー泣き出した。ボクサーとはいえ、大きなマシュマロみたいなもんだし...踏み潰されるのが関の山。

    Cutie 3 by you.



    Monday, May 11, 2009

    Earth from Above

    フランスの著名な写真家、Yann Arthus-Bertrandによる(フランスにいる知り合いから送ってもらった)ビデオは鳥肌もの。

    空からで世界中を大胆に撮影。彼の自然に対する愛情が感じらる。


    フランス語のナレーション(こんな感じだと思う):生物は宇宙の奇跡。20万年しかここに居ない人間が、自然のバランスを破壊している...

    因に、このサイトで彼の作品が国別に見れる。



    Sunday, May 10, 2009

    ダライ・ラマ (CNN インタビュー)

    ダライ・ラマのインタビューがCNNで放映。インタビューアーはファリード・ザカリア、外交系のジャーナリストとしては、一番シャープな人。

    ファリードは鋭い質問をしてくれたお陰で、ダライ・ラマも普段よりエネルギッシュ。なんか健康そうで安心。彼にはもっと長生きしてもらいたいし...

    F:チベットが世界に対して貢献出来る事は? 非暴力という観点から?
    D:ビン・ラデンは子供の時から暴力的な考えをしていたわけじゃない。怒りや憎しみがやがて暴力という行動に追いやった。破壊的な感情に対しどう対処するかが問題。他人に対する思いやりが大切、世界は一つだという観念、相手の立場を尊重して対話することが、紛争を防ぐ。同時テロの直後、平和的解決を望むという手紙をブッシュに書いた。

    (興味深いのは、性善説がちらっと顔を出した事。どうせ共和党の連中はファリードの番組なんか見ないだろうけど、クリスチャンにとって少し刺激が強いかも)

    F:チベットのリーダーとして失敗したと言ったが、どういう事か?
    D:まだ完全に失敗したと思いたく無いけど(笑)。自分たちが望むのは中国からの分離ではなく、自治。チベットのユニークな文化や言語を継承したいだけ。今の状態は、文化の虐殺。こんな状況になっている事は、自分の失敗。

    F:中国政府との交渉の現状は?
    D:中国は、現状で何も問題はないという視点に立ち、交渉は滞っている。自治権がかなえば、自分のダライ・ラマとしての権力は自治政府に返上する。中国だって将来は民主主義に傾くはず。今の中国による支配は、チベット人にとって死刑に値する。

    ダライ・ラマは、自分は社会主義者、もしくは共産主義者的ではあるが(この発言は、刺激的)、全体主義には反対。偽善的で被民主市議な一党支配はとんでもない。

    今年で74才。世界は驚く程速いペースでリベラル化している。世界中を味方につけて、若い世代を啓発して、彼がまだ元気なうちにチベット自治化が実現しそうな予感がする。

    Embedded video from CNN Video




    Thursday, May 7, 2009

    Don't Ask, Don't Tell

    アメリカの軍隊では、基本的にはゲイの兵士は御法度。クリントン政権の時、この法律は改訂され、”聞いちゃダメ、言っちゃダメ”という条件が付く。ゲイはOK, でも公言したら退役よなんて軟弱で偽善的。オープンなゲイも軍隊で活躍できるという期待は、オバマ政権に大きなプレッシャーになっている。

    数ヶ月前、ウエストポイント卒で、アラビア語堪能、イラクにも派遣されたダン・チョイ中佐が”Rachel Maddow Show(リベラル系のニュース・ショーで、司会もレズビアン)で“ゲイ宣言“した。捨て身のストラテジー。実は私もこれを見た時、彼の勇気に感激。


    彼がゲイ宣言をした後、不思議な事に音信が切れる。多分、政府が邪魔をしたんだろうという憶測もあった。

    今日、チョイ中尉に退役通知が届いたと報道される。彼は、諦めず戦うという姿勢を表明、リベラル系の政治家も彼の味方に付いている。オバマは、軍隊をゲイに解禁するという方針ではあるが、あくまでも軍隊の幹部と相談してという姿勢。慌てたくないらしい。オバマの気持ちも理解出来ない事はないけど、こういう圧力があると、オバマはどう出るだろうか? 

    先日も、アイオア州でゲイ同士の結婚が合法化、今日はメイン州。アメリカの世論は大きく変わろうとしているというか、反ゲイ意識が急減している。こういう点にも、オバマ効果を垣間見る様な気がする。なんか、アメリカのリベラル化がオバマの予想以上に加速気味で、きっと彼も少し躊躇しているのじゃないかと、少し笑えてしまう。