Sunday, June 14, 2009

イラン、不正選挙

欧米では、イランの選挙の結果は明らかに不正だという見解。
統計理論的に矛盾しているという事。今回の選挙率85%と通常より圧倒的に多い、という事は現職のレファレンダムであるはず。ところが、現職がムサビに2倍以上の率で勝つというのは、考えられないという。

選挙結果が出てから、若者達が市街地に繰り出し暴れている。ムサビは違反行為があったと主張、現在自宅監禁中。イスラエルなど現職の再選を密かに喜んでいるらしい(知らない敵より知ってる敵という論理)。

イランの実質的支配権を持つのは、終身制の"最高指導者”と呼ばれるハーメネイー師であり、イスラム革命防衛隊が実権を握り、今回の不正選挙も軍隊が関与しているという噂もある。

イランの基本的外交、核路線は変わらないだろう。オバマ政権は、今回の選挙に不信感をいだきつつも、条件付き対話を引き続き検討する方針。

とはいえ、学生たちのプロテストは拡大しており、天安門事件化するのではないかという声もある。

GREENREVMajid:Getty




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