カーターは現在85才、何も恐れるものが無いのか、自分の信じる事を平気で発言する。最近出版した本では、イスラエルがパレスチナでやっている事はアパルトヘイトと同等だとハッキリ書いた。これに対する反論は、想像を通りであった。でも、誰かが言わなければならない事実だったと思う。
昨日は、最近のオバマ批判のヒステリカルなラリーの背景には人種差別があると発言。彼は平気で当たり前の事を言ったのである。
共和党の連中は真っ赤な顔して”とんでもない”と反論。しかし乍ら、人種差別する奴は、たいがい共和党支持という事実が否定できるだろうか?
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いくら、白人がオバマに投票したって言っても、アラバマやミシシッピーなどではたったの10%程である。南部の白人の大半は未だにオバマは米国で産まれていないとか、イスラム教徒だと信じている。これは潜在意識として、オバマは自分たちの大統領として認められないという事であり、彼をN....と呼ぶ代りにヒトラーとか社会主義者に置き換えているだけの事である。彼らがよく言うスローガンは”アメリカを取り戻せ...”。
オバマは人種問題に関する発言を避けるしかない。彼には経済や医療問題の解決が先決であるからである。つい最近もハーバードの教授逮捕の件で警察の行為を”アホ”だと言っただけて、大変な事になったし...彼が口を開けば、”あいつは人種差別者”だと煽動する奴が現におり、米国全体の話題の焦点がそちらに向いてしまう。ホワイト・ハウスも、カーターの発言を歓迎していない。
最近、よく聞くのが”オバマはアンチ(反)キリスト”だというデマが飛び交っているという話。今の所、メインストリートのメディアには浮上していないが...今日も世論調査によるとニュージャージーの共和党支持者の1/3がアンチ・キリストだと思っている事が報告されている。
オバマは、気違いに振り回されている暇などない。だからこそ、カーターの発言は必要悪だったと思う。カーターはこの年齢で、誰にも言い訳する必要はない。だからこそ、本音を言える...政治的に賢明ではなくても。そんな人が1人いてくれるのも有り難いと思った。
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