Friday, May 14, 2010

中国の熱血カリスマ歴史教師

ちょっと前のネタなんだけど、久々にビックリ仰天の話題だし、日本ではまだ話題になってない様なので書いておこうと思った。

中国のCCNNの教育番組に出演する袁腾飞というカリスマ高校歴史教師の話。本や教科書を数冊出し、オンラインでも大人気。注目を集めてるのは彼のエネルギッシュなスタイルだけじゃない...彼の挑発的な発言。

彼は最近、“文化大革命”に関するDVDを出したが、彼はこんな事を賜った。
  • 毛沢東の霊廟にお参りするのはするのはいいが、あれは中国の靖国神社だという事を忘れるな。
  • 毛沢東が1949年以降行った唯一正しい事は、死んだ事だ。
反響は当然凄い。センセーショナルな事書いて金儲けしたいんだろう、恥知らず、売国奴...という感じで。それでも、本やDVDは売れまくりだから本人は笑いが止まらんだろう。

彼が共著した歴史の本の前書きには、"日本の教科書の方が中国の教科書より事実が歪曲されていない。中国の教科書は真実は5%だけであとはナンセンスだ”とも言っている。彼はダライ・ラマを支持し"彼がノーベル平和賞を受賞したのは、中国のチベットへの侵攻に反対したからだ”とも言っている。極めつけは、”人民日報や新華社通信のプロパガンダなんか、北朝鮮人以外は誰も信じちゃいない”。

この先生、ここまでハイ・プロファイルになったら政府も公に彼をサイレンスする事が出来ないと大きな賭け(金儲け)に出たのだろうか? 中国政府に対する挑戦? それとも、中国政府が中国にも言論の自由があるという事をアピールする為の工作の一部?  


先生のビデオ:





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