私の知っているオバマ支持者(私も含め)は, KO パンチを期待し、マケインを精神的に追詰める事を期待したためイライラしたが、世間はそう見てないようだ。
この選挙は、誰に支持するかを決めている連中はどうでもいいのである。イデオロジーは、討論会で変えられるものではない。無党派のSwing Voter次第なのである。この手の人たちの大半は、時事問題をあまりフォローしてない人が多い。中には、頑固に党派に偏らず候補者の意見を聞いて判断するというタイプもいるが、それは少数。"Low Informed Voters"が大多数であり、イメージや、雰囲気で判断するタイプが多い。討論会の後、そういう無党派のアンケートでは、なんとオバマが圧倒的に優勢であった。オバマ39%、マケイン22%、引分け37%。これは、予想外であった。若いオバマが大統領として職務をこなせるかという懸念が解消したのではないかと思う。国際政治の討論では、オバマは知識広さを披露した(大学の教授みたいだという批判もあるが)。
確かに、マケインは"あんたは解っちゃいない”とか”ナイーブだ”とか言って、オバマの青さを強調した。こういうのは、あくまでも彼の支持層には受けても、一般層には”意地の悪いじいさん”と見られたようだ。
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