Thursday, September 11, 2008

Rising (9/11 memorial)

あの日から7年経った。あの日, たまたまずる休みをした私は、助かったものの、私の勤めていた銀行からは上司や友達を含め22人の犠牲者が出た。NYの直ぐ対岸に住んでいた私は、ベランダから一部始終目撃した。放心状態のまま、ニュージャージー側にあるバックアップ・サイトに向かう途中、ビルが倒壊した。それから夜中までは、同僚達に電話して消息を確認。頭の中は真っ白だった。

あの日に亡くなった人の事を考えない日はない。何故彼らが死んで、私が助かったのか理解に苦しみ悩まされる。

夕べ、あの日に友達を失った人とメールを交わした。彼はあれ以来アル中になって、家族に逃げらた。その後、気を失った時に頭を打って重傷を負い、未だに後遺症に悩んでいる。幸いにもアル中は克服したらしい。あの日、彼はNJの家に戻り呆然としたまま海岸沿いの公園に行った。そこで Bruce Springsteenが、1人でベンチに座り、頭を抱えていたのを見たそうだ。

あの日、救命に自分たちの命を犠牲にした消防士たちが沢山いる。生き残っても、未だに後遺症が残るのに、政府の補助が出ていないという現状がある。

Bruce Springsteenの"Rising"は彼らに捧げられた曲である。


歌詞



前市長のジュリアーニを初め、共和党の政治家達は、9/11を自分たちのトレードマークみたいに語りたがる。とんでもない勘違いである。ジュリアーニが消防士達の装備をケチったおかげで、何人の命が失われたか。 

9/11は、愛国心がナショナリズムと入れ替わってしまった悲しい日でもある。





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