Friday, April 24, 2009

オバマのジレンマ/水責め拷問

今、オバマを悩まれているのは、ブッシュ政権時代の非合法尋問の責任追及問題。 オバマは、経済や国家財政等、今直面している問題の解決に専念、この件は避けたかったというのが本音の様です。“水責め”メモが公になった以上、対処の必要性を迫られ、この問題は暴走してしまい、オバマもコントロールが出来ないのが現状。

拷問に関与した、CIAの職員の責任は問われないと、オバマは公言。ただし、前政権で、水責め等の拷問を許可した閣僚の訴追をどこまでするか? 左翼は、けじめを付けるべき、ブッシュ政権の責任追及を要求。右翼側は、水責めは必要悪、同時テロ以後アメリカが安全なのは、この様な手段を使ったためだと主張。

法的には、水責めは非合法。モラル的には最悪。専門家によれば、拷問は効果的でないどころか、でたらめな情報を得る場合が多い。

リベラル系は、太平洋戦争中、日本軍が水責めをアメリカ兵捕虜にした例があり、当事者の浅野という軍人は16年の禁固刑になったという事実を例にとり、ブッシュ政権の閣僚も戦犯だと主張。

このビデオは、ブッシュのイラク戦争を支持した著名なジャーナリスト、クリストファー・ヒッチンスが実際水責めを自ら体験、”やっぱり、拷問だな”と実感したものです。






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