Saturday, July 4, 2009

サラがアラスカ知事職を投げ出した理由。

サラが、知事をヤメると宣言。支離滅裂なスピーチでまた世間を惑わせている。今後は共和党の候補者を応援して全国を回りたいとか適当な事言ったが、誰も本気にしていない。サラはサラの為にしか動かない。

Sarah Palin winking


3つの理由が考えられる。

次期大統領選
アラスカの知事に選ばれたという事実は、履歴書に載せられる。かったるいアラスカの知事をするより時間を有効に使ってアメリカ全土でプロモーションを出来る環境をちゃっかり選んだ。ただ、中途で知事の様な重要な職をヤメる様な人間に大統領が勤まるだろうか? そういう批判は短期のセットバックと考え、博打に出たのか?

自伝を出すという話は既に発表されている。少なくとも7−10億円程の契約金が保証されているはず。アラスカ知事の年収は1200万円程、比較にならない。又、共和党の中では未だに熱狂的なファンがおり、講演収入、テレビ出演、トークショーのホスト等、儲かる話はいくらでも来ているはず。彼女自身のアセット(容姿、話題性、人気)を現金化するのは今が最後のチャンス?

汚職疑惑
ワシラ町長時代、スポーツアリーナの建設に伴い、ある建設会社を不当に起用。その建設会社はサラの自宅の建設の際資材を提供している。この件に関しては、以前から噂になっていたが、本格的な捜査が始まったのかも知れない。今までも色々とスキャンダルで弁護士費用が50万ドルかかっている上、この話が本当ならさらに莫大な費用が予想される。

この爆弾宣言の直前、共和党上層部は、サラにはアラスカに戻って大人しくしてくれいう声があった。彼女は共和党のベースには有り難いが、今後の事を考えると厄介者。最近、Vanity Fairでも大きな暴露記事があったばかり。

サラは、知性に欠け、世界情勢の基本も知らない。地理の知識は日本の中学生以下。でも、彼女が凄いのは、政界という市場に於ける自分の価値を把握している。早々と損切り(辞職)して、全国展開に乗り出す。皆の予想より1年程早く...




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