JPモルガンCEOのジェイミー・ダイモンは格好良すぎる。彼に惚れてる女性は、どうも私だけじゃないらしい。彼が、CNBCなんかに出ると胸がキュンとなる。
金融危機以来、大手銀行唯一の勝利者(ゴールドマンやモルスタは投資銀行というか巨大ヘッジファンド)として浮上。彼が口を開くと、皆が注目。議会の公聴会でも、冴えない他の銀行のCEOの言い訳がましいおっさんに混じって、彼は唯一若々しく且つ強かだった。彼の痛快な率直さは、不思議にセクシーなのである。
彼のレジメは、映画になっていい位のストーリー性がある。ハーバードのMBAを取得後、当時アメリカン・エキスプレスのサンディ・ワイルに見込まれ直属の部下になる(GSとMSのオファーを蹴って)。二人はアメックスを去り、損保やソロモン、Citiの吸収統合を繰り返し、Citi Groupという帝国を築く。90年代後半、ワイルは自分の娘を昇格させ、ジェイミーとの確執が深まる。1998年、彼はCitiを去る(彼自身は首になったと言っている)。
2000年、ジェイミーは当時全米5位のバンクワンのCEOに就任、4年後JP モルガンがバンクワンを買収した際、彼はCEOの座を勝ち取る。
その後、ジェイミーは大胆なコスト削減に専念(これに関しては、JPモルガンの社員は”エリート銀行を地銀みたいに運営しようとしてる”と文句をたれていた)、アセットも他の銀行よりコンサバに運用。金融危機に際しても、ベア・スターンズやワシントン・ミューチュアルを買収する余力さえあった。彼は、欲の塊の様なワイルから、”Greed is not necessarily good ( 欲は必ずしもいい事ではない)“と言う事を学んだのかも知れない。
オバマはジェイミーをこう賞賛している。
"You know, keep in mind, though. There are a lot of banks that are actually pretty well managed; JP Morgan being a good example. Jamie Dimon, the CEO there; I don’t think he should be punished for doing a pretty good job managing an enormous portfolio."
3月のスピーチ(No silver bullet):Dimon: No Silver Bullet - CNBC.com
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