昨日のヒラリーの演説は、民社党側からはGrand Slamと見られている。ヒラリーの支持者が、マケインに流れたり、棄権する可能性があり、これだけの原因でマケインが勝つ可能性があるからである。
マケインがヒラリー支持者の取り込みに努めるなか、ヒラリーは演説の中でマケインに投票しないよう支持者らに呼びかけ、「オバマ氏が大統領になるべきだ」と明言した。実際、ヒラリーとオバマの政治方針は殆ど同じなのだから。
一方、共和党は何と言っているか...予備選の時、ヒラリ−はオバマが大統領になるには経験不足と言った事を強調。昨日の演説には、オバマが大統領に十分の資質を持つと言う事を言わなかった。
悲しい事に、民主党の中にも人種の引っ掛かりがあるのだろう。等に、低所得層の白人は偏見が大きいし、マイノリティ間の確執というのも、バカに出来ない。特にアジア系やヒスパニック系は、白人が上にいる方が安心なのである(私はこれを、植民地的心理と呼んでいる)。
今日は、ビルとバイデンの演説がある。ビルは名誉挽回のチャンス。バイデンの辛口の演説も楽しみ。
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