Sunday, May 31, 2009

残念だったね、スーザン

スーザン・ボイル、先週は報道陣に追いかけられ、意地悪な記事を書かれ、プレッシャーでとうとう切れたらしい。そのうえ、もうヤメるともほのめかしたとか。

とはいえ、最終戦は予想以上の出来映えで一先ず安心。



審査員のサイモンが、勝っても負けても、あんたは偉いよなんて言うもんだから、ダメかもなんて、頭をよぎった。ニュースを見ると、スーザンは準優勝だったと報道されて..やっぱり。でも、優勝したのは、若いダンスグループ。確かに、巧いなあとは思うけどああいうのって、こちらじゃ珍しくないし...ええ???って感じ。


とはいえ、おばちゃん、CD(ソニー)やテレビのディールも既に来てるし、準優勝というのが、かえってストーリー性を増すのかもしれない(商売上手のサイモンのストラテジ−)。優勝したら出来過ぎだし。スーザンは、その後神経性の過労で病院に運ばれたらしい。ストレスたまってたんだろうね。それにしても、遅咲きスーザンの話題は、不景気で暗い世情に小さな明を灯してくれた様な気がする。



Saturday, May 30, 2009

逆差別だと叫ぶ、共和党の男達

アメリカの政治界は、今、オバマが最高裁判事候補に指名した、ソニア・ソトマヨールで一色。
彼女は、プエルトリコ人、ブロンクスの公営住宅で育ち、プリンストンを首席で卒業、イエールのロースクールとずば抜けた学歴、法曹界の経験も現職の最高裁判事より経験豊富とも言われている。また、ヒスパニックでは初めての指名という事、女性である事等でテクニカルには楽勝と考えられる。

SOTOMAYORChipSomodevilla:Getty

ところが、8年程前に大学でのスピーチで、”経験あり賢いラテン系の女性が、こうした経験のない白人男性よりよい結論を出せるだろう”なんて言ったもんだから、共和党の連中は、”逆差別”と大騒ぎしている。もちろん、スピーチの一部を取り出して、全体のスピーチの内容を無視して攻撃しているだけ。彼女の属するラテン系女性のグループはKKKみたいなもんだとか、この発言した時、彼女は生理中だったんじゃないかとか異常な発言あった。

これじゃ、大切な女性票や、ヒスパニック票はますます民主党に持って行かれるから、リベラルの連中は”あいつら酷い事言うなあ”と言いながらも、笑いが止まらない。

白人男性がこの一節で、自分たちが人種差別されてるなんて、臆病者としか言いようがない。まあ、あの人達、性別は人種で差別を感じた事ない唯一のグループ。経験ないから、こんな情けない事言うんだろうけど...だれも可哀想なんて思わないよ。

共和党のアホな攻撃がコミカルなので、ダイジェストのビデオも登場。





Thursday, May 28, 2009

血迷うネオコン

最近、ネオコン連中の、常軌を逸した発言が続発。まあ、ネオコンの頭領ともいえる、ディック・チェイニーが頻繁にテレビに出演する事は、最近書いたけど、なんか、彼らは追詰められた瀕死の獲物のようだ。まあ、あの連中は、自ら戦争に行く勇気はないくせに、戦争を始めるのが大好き。臆病者は、恐れに対して過剰反応を示すものである。

チャールズ・クラウトハマーというネオコン系の政治評論家、テレビに頻繁に出るし、ワシントン・ポストにコラムも書いている。スタートレックに登場する、悪玉宇宙人みたいな不気味なオッサン。

こいつは、先週の北朝鮮の核実験の後、なんと北朝鮮とは交渉はやめて、日本に核武装させろと言った。まあ、日本人がとんでもないと言うのは当たり前として、中国や韓国が何と言うだろう。極東の安定は一挙に崩れ、中国は武装に一層注力する。これじゃ、アメリカも困るだろう。このオッサン、一応保守系でもインテリ派と見なされているから始末が悪い。







Monday, May 25, 2009

IPhone Art その2 −ホルヘ・コロンボ

先週、アーティスト、ホルへ・コロンボのiPhoneを使って指で描いた作品に関する
記事と動画がロンドンのタイムスに登場し注目を集めていた。懐かしいニューヨークの街角のビビッドに蘇る作品。

記事とビデオのリンク:Video: Meet Jorge Colombo: the iPhone artist

なんと、今週号のNew Yorker誌の表紙に彼の作品が使われ評判になっている。このビデオでは、その制作過程が見られる。


実際に、同じApp(Brush Viewer)を使ってみた人によると、結構楽しいらしい。しかも、画材が必要ない事から、準備や後始末の必要がないと気に入っている様子。


Sunday, May 24, 2009

スーザン・ボイル、準決勝へ

このスコットランドのおばちゃん覚えてる?
準決勝まで進出したらしい。
今回は、ちゃんと髪を染めて、お化粧して....

いいなって思うのは、このおばちゃん、なんのてらいもなく、なんの無理もなく、さらっと歌ってくれる事。この手の美談にありがちな、押しつけがましさも皆無。意地悪なサイモンも予選の時の失礼な発言を謝ったりして面白いし、おばちゃんも“きょとん“として変に力んでないし。今月末に結果がでて、優勝すれば、女王様の前で歌うとか。



Friday, May 22, 2009

ダース・ベイダー対ルーク・スカイウォーカー

昨日は、オバマが安全保障に関する演説を終えた5分後に、前副大統領チェイニーがスピーチをした。チェイニーは現役時代、メディアに出る事はほとんどなく、影でブッシュを操る闇将軍のようなイメージがあり、ダース・ベイダーたど呼ばれている。


その彼が、最近水責め拷問問題の責任追及がメディアを騒がせる様になって以来、テレビ、ラジオに出まくり、拷問は同時テロの後は必要であった、オバマ政権下ではアメリカは安全ではない、ブッシュ政権は同時テロ後アメリカを守ったという事を繰り返し述べている。

共和党の人気を蘇らすのが目的?それとも、自己弁護? ブッシュ政権で、パウエルの部下(chief of staff) だったウィルカーソン大佐曰く、”チェイニーは非常に恐がりであり、拷問問題で、責任を問われるのが怖いから自己弁護に走っている”。同時テロ後の過剰な反応も、チェイニーの臆病な性格を反映しているという事。最近は、水責めを使って、同時テロとイラクを関連させる様な証言させたとも報道されている。軍隊で実際に訓練で水責めの経験がある人によれば、あまりの苦しさに、相手の聞きたい事なんでも言ってしまうらしい。

オバマの演説は相変わらず、論理的、冷静(アメリカでは、キュウリの様にクールだという表現があるけど、全くその通り)、”大統領選の時の公約は守る”、グアンタナモ収容所は閉鎖する。演説の最後に、"恐怖心を煽動する様な発言は、国をまっ二つに分け、寧ろ危険であり、恐怖感の基づいた方策は、かえって間違いを起こしかねない。国家の安全の為にアメリカの価値観を犠牲にしない”という感じで決めた。まさに、チェイニーに対する挑戦とも言える。

ここで、チェイニーに忠告したい。オバマは、過去を振り返らず、前向きに問題解決しようと何度も言っている。これは、リベラル派への裏切りでもあり、チェイニーやブッシュ政権に対する責任追及には消極的である事。オバマの悪口を言いまくるのやめないと、リベラルが一層オバマに圧力をかけるのは必至。その証拠に、チェイニーのスピーチを聞いていた私は、”こいつは刑務所行きだ”と思ってしまったし...

昨日の一件は、世紀の政治活劇お様で、久々にメディアも興奮気味だった。





Monday, May 18, 2009

Macのクールな広告

アップルは、センスのいいCM等で定評があるけど、最近マイクロソフトが”PCはMacよりも安い”キャンペーンを攻撃的に展開。こんな感じ。

アップルも反撃開始。このCMも面白いけど...



今日話題になったのが、ニューヨーク・タイムスのウェブサイトに出た広告。これをわざわざ録画して、youtubeにのっけるMacオタクがいるからまた面白い。なかなか凝ってるし、やっぱりマイクロソフトはセンスという意味でも、アップルに勝てないと実感。憎いのは、左側のカツラの広告っぽい(使用前、使用後)がいきなり喋り出すところ。




Saturday, May 16, 2009

テキサスが合衆国から離脱したいって?

テキサスの知事(リック・ペリー、共和党)が最近やたら、”テキサスは合衆国から離脱するべき”と叫び、リベラルの間では、笑いの種になっている。”どうぞ、ご勝手に”という感じ。これは、共和党がベースを煽動する為のプロパガンダに過ぎなかったが...

アンケートでは、テキサスの住民の1/3、テキサスの共和党の1/2が本気で分離したいらしい。ポイントは、オバマが、拳銃を所有する権利を奪うだの、アメリカを社会主義にするだの(実は社会主義の定義も知らん奴がほとんど)と洗脳された連中しか共和党に残っていない証拠(現在、自分は共和党だと言う人は21%しかいない)。

実際、テキサスが分離すれば、面白い事になる。例えば、
  • 共和党に大統領選での勝ち目は全く無くなる。テキサスは、大統領選挙人の6%も占める。上下院とも、民主党楽勝。世界はもっと平和になる?
  • 税率が急上昇する。ハリケーン等の政府からの支援が消える、NASAや軍事基地の撤退、地元雇用が減る、テキサス独自の軍隊を設立する費用等、新しい国としての立ち上げ費用。
  • ところで、スポーツ・チームはどうなんの?テレビ局は相手にしてくれないよ。
  • 11年後には、ヒスパニックが白人の人口を超え、30年後には、人口の過半数を超える。そんなことになったら、メキシコに吸収されるのも時間の問題?
と、リベラル系で人気のキース・オルバーマンが金曜日の番組で言ってた。


ここらは一応南部なんで、あちこちに拳銃を売る店があるけど、表にこんなサインが出ている。Get it while you can"。拳銃にしがみつきたい保守派の連中は、不景気にも関わらず、拳銃を買いあさっているらしい。それが証拠に、Smith and Wessonの株価は、今年になって一時3倍に急上昇。

さて、共和党で一人だけ正常だと言われる、ユタ州知事のハンツマンも駐中国大使候補に選ばれ(実は,彼は2012年の大統領選への希望の星だと言われていた)、共和党の弱体化は痛々しい程。

ふっと思ったんだけど、ブッシュ政権時代、戦争反対やらブッシュ批判をするリベラルの連中は非国民呼ばわりされたなあ。じゃあ、分離を叫ぶテキサス知事の愛国心は?




Thursday, May 14, 2009

プラサ カナリオ

近所のホームセンターでパーキングを探してたら、思わず、”オッ”と言ってしまうくらい、大きな犬がジープの後座席に立っていた。

IMG_0041_2 by you.

飼い主が戻って来たので、あんたの犬すごいねなんて言ってると、自慢げに見せてくれた。

IMG_0042 by you.

体重80キロ程、まだ1才半とか。ブリードは、悪名高い(数年前に人をかみ殺した事件あり),プラサ・カナリオ。とはいえ、結構大人しそうで、優しい顔をしていた。私の犬を見ても、他の犬みたいに興奮することもなかったし。レスキュー犬らしい。まあ、大きな犬といえば、グレートデーン、日本なら土佐犬等、別に珍しくもないけど、この犬、凄い強面。犬好きの私も、車から降りるのは勘弁という感じ。

成犬だと、こんなに迫力がある。

Drago De Dona Aurora a working Pressa at 3 years old

大昔に、子犬を見た事あるけど、結構可愛かった記憶がある。

See full size image






ところが、うちの子は、一緒に遊びたいとビービー泣き出した。ボクサーとはいえ、大きなマシュマロみたいなもんだし...踏み潰されるのが関の山。

Cutie 3 by you.



Monday, May 11, 2009

Earth from Above

フランスの著名な写真家、Yann Arthus-Bertrandによる(フランスにいる知り合いから送ってもらった)ビデオは鳥肌もの。

空からで世界中を大胆に撮影。彼の自然に対する愛情が感じらる。


フランス語のナレーション(こんな感じだと思う):生物は宇宙の奇跡。20万年しかここに居ない人間が、自然のバランスを破壊している...

因に、このサイトで彼の作品が国別に見れる。



Sunday, May 10, 2009

ダライ・ラマ (CNN インタビュー)

ダライ・ラマのインタビューがCNNで放映。インタビューアーはファリード・ザカリア、外交系のジャーナリストとしては、一番シャープな人。

ファリードは鋭い質問をしてくれたお陰で、ダライ・ラマも普段よりエネルギッシュ。なんか健康そうで安心。彼にはもっと長生きしてもらいたいし...

F:チベットが世界に対して貢献出来る事は? 非暴力という観点から?
D:ビン・ラデンは子供の時から暴力的な考えをしていたわけじゃない。怒りや憎しみがやがて暴力という行動に追いやった。破壊的な感情に対しどう対処するかが問題。他人に対する思いやりが大切、世界は一つだという観念、相手の立場を尊重して対話することが、紛争を防ぐ。同時テロの直後、平和的解決を望むという手紙をブッシュに書いた。

(興味深いのは、性善説がちらっと顔を出した事。どうせ共和党の連中はファリードの番組なんか見ないだろうけど、クリスチャンにとって少し刺激が強いかも)

F:チベットのリーダーとして失敗したと言ったが、どういう事か?
D:まだ完全に失敗したと思いたく無いけど(笑)。自分たちが望むのは中国からの分離ではなく、自治。チベットのユニークな文化や言語を継承したいだけ。今の状態は、文化の虐殺。こんな状況になっている事は、自分の失敗。

F:中国政府との交渉の現状は?
D:中国は、現状で何も問題はないという視点に立ち、交渉は滞っている。自治権がかなえば、自分のダライ・ラマとしての権力は自治政府に返上する。中国だって将来は民主主義に傾くはず。今の中国による支配は、チベット人にとって死刑に値する。

ダライ・ラマは、自分は社会主義者、もしくは共産主義者的ではあるが(この発言は、刺激的)、全体主義には反対。偽善的で被民主市議な一党支配はとんでもない。

今年で74才。世界は驚く程速いペースでリベラル化している。世界中を味方につけて、若い世代を啓発して、彼がまだ元気なうちにチベット自治化が実現しそうな予感がする。

Embedded video from CNN Video




Thursday, May 7, 2009

Don't Ask, Don't Tell

アメリカの軍隊では、基本的にはゲイの兵士は御法度。クリントン政権の時、この法律は改訂され、”聞いちゃダメ、言っちゃダメ”という条件が付く。ゲイはOK, でも公言したら退役よなんて軟弱で偽善的。オープンなゲイも軍隊で活躍できるという期待は、オバマ政権に大きなプレッシャーになっている。

数ヶ月前、ウエストポイント卒で、アラビア語堪能、イラクにも派遣されたダン・チョイ中佐が”Rachel Maddow Show(リベラル系のニュース・ショーで、司会もレズビアン)で“ゲイ宣言“した。捨て身のストラテジー。実は私もこれを見た時、彼の勇気に感激。


彼がゲイ宣言をした後、不思議な事に音信が切れる。多分、政府が邪魔をしたんだろうという憶測もあった。

今日、チョイ中尉に退役通知が届いたと報道される。彼は、諦めず戦うという姿勢を表明、リベラル系の政治家も彼の味方に付いている。オバマは、軍隊をゲイに解禁するという方針ではあるが、あくまでも軍隊の幹部と相談してという姿勢。慌てたくないらしい。オバマの気持ちも理解出来ない事はないけど、こういう圧力があると、オバマはどう出るだろうか? 

先日も、アイオア州でゲイ同士の結婚が合法化、今日はメイン州。アメリカの世論は大きく変わろうとしているというか、反ゲイ意識が急減している。こういう点にも、オバマ効果を垣間見る様な気がする。なんか、アメリカのリベラル化がオバマの予想以上に加速気味で、きっと彼も少し躊躇しているのじゃないかと、少し笑えてしまう。




Sunday, May 3, 2009

また新しいiPhone

昨日、スーパーから帰った時、目の前が真っ暗になる事件...
うっかりジーンズのバック・ポケットに入れてたiPhoneが車を降りた時飛び出し、アスファルトの地面に落ち...スクリーンにひびば入った。今まで、iPhoneを落した事は何度かあるし、丈夫だと思い込んでたのに。ひびは入っても、ちゃんと普通に機能してた。

一先ず生ものを冷蔵庫に放り込んで、近くのApple Storeに走る。結構混んでいて、ジーニアスのアポは45分待ち。仕方ないから、店内のMacを使ってApple仲間と作戦会議。

iPhoneの販売価格は実際600ドル。原価が去年6月現在で178ドル、でもあれから2割は安くなったはず。6月には新しいモデルが出るだろうし、Appleも在庫処理したいだろう...という事実を一先ず頭で整理して、ジーニアスと対応することにした。

ジーニアス:修理は200ドルかかるよ。でも、そこらの修理屋ならもっと安いけど。
私:新しいの来月でるんだから、在庫整理の名目で新しいのか、整備済品とか...取り替えられない? 
ジーニアス:それじゃ、200ドルで新品と交換。
私:OK。

iPhoneが体の一部になっている私にとって、修理にかかる3日間は苦しいし、200ドルは痛いけど仕方なかったなあ。

今日の教訓:
1.iPhoneが飛び出した理由は、ジーンズが1サイズ大きかったのが理由。やっぱり、ちゃんとフィットするジーンズを常にはくべき。スーパ−に買い物に行く時でも。
2.知識は力。商品や会社に関する知識があったからこそ、新品と交換してくれたんだと思う。
3.愛する物はちゃんと保護しよう。ケースがあれば、こんな悲劇はなかった。


Saturday, May 2, 2009

オバマ vs. ヘッジ・ファンド

木曜日、クライスラーが破産申請を発表。アメリカ国民は、救済金を出しており債権者。またオバマは自動車業界再編チームをデトロイトに送っているという事もあり、オバマの記者会見が午後1時頃行われた。

オバマは、自分はクライスラーの社員、国民、アメリカの自動車産業の味方であり、欲につられたヘッジ・ファンドの味方はしないと断言。その途端、ダウが150も急落、例も”オバマ虐め”の典型。コメンテーターは大騒ぎ、オバマは反資本主義だと叫ぶ。

オバマのコメントに登場したヘッジ・ファンドは、ハゲタカファンド3社の事。クライスラーの債権を額面のおよそ30%で買い、担保であった不動産等を売却して(という事は、クライスラーを会社更生法に基づき再建するのではなく、清算しようという意図)15%程の利益を上げようと企んでいた。

10万人もの社員の職を奪い、退職した者のベネフィットを奪い、少しの儲をだそうというのは、確かに賛成できない。ヘッジファンドの一部が不良債権を安く買って、それをトレードしたり、強行な交渉をして儲けるというのは、昔からの商売である。ただ、これは投資ではなく投機。

オバマがここで、ハゲタカ・ファンドという表現をしていたら、恐らく反応も違っていたと思う。共和党系の連中には、一般市民もヘッジファンドを使って投資している。そのヘッジファンドを悪者呼ばわりするのは大問題らしい。

長期的視点に立つ投資家や市民が未だに株式市場に参入しないのも、ヘッジ・ファンドが市場操作しているという疑いが大きい事が一つの原因。ここで、ルーズベルト*がジョー・ケネディ(彼自身が株式市場を操作)を使って株式市場を一掃した様に、オバマが大胆な手法で悪玉ヘッジ・ファンドを追い出してくれたらと願う。

*ルーズベルト曰く”Takes one to catch one"。


Friday, May 1, 2009

iPhone Art

著名な画家が、4ヶ月前に買ったiPhoneにはまっているそうです。
イギリス出身で、今年71才になる画家のデビッド・ホックニー。彼は、カリフォルニアの青い空とプールのある邸宅の家で有名。

HOCKNEY

そんな彼は、iPhoneのアプリを使って、ベッドに寝転がって、小さな作品を描いては友達に送るらしい。