Thursday, November 13, 2008

スティーブ・ジョブスがデトロイトの再建?

GMが倒産の危機に曝されている。保守派は倒産させろと主張、民主党は労働組合フレンドリーであるため、金をつぎ込んでの救済を主張。



現実的に考えると、破産申告し再建計画のもと会社に立て直すというのは難しいと思う。理由は単純、破産した会社の車を買いますか?とはいえ、無条件で救済金を出すのはとんでもない話。私の再建案は、
  • マネージメントを首にする。企業再建の専門家を雇う(共和党の大統領候補だったMitt Romney等)。
  • 労働組合に厳しい条件を出して、再交渉、コストの大幅削減を図る。トヨタのコストモデルを採用する。
  • MIT等優良工科大学と共同して、未来に通用する車、売れる車をデザインする。
  • デトロイトの再建をニューディールの様に国のプロジェクトしする(雇用確保の為にも必須)。
“フラット化する世界”で有名なジャーナリストのトーマス・フリードマンが、最近毎日の様にテレビに出演している。まあ、新しい本のプロモーションが目的であるが、彼はSJがGMの再建に参加して、新しいビジョンを提供するべきだと主張。新しい車のデザイン、マーケティングのアイデア、またiCarをデビューさせるということらしい。

Hot, Flat, and Crowded

デトロイトの再建がアメリカという国を挙げてのプロジェクトとなれば、SJの参加は確かに面白い話しだと思う。ただ、完全主義のSJが、デトロイトの企業文化と仲良しできるかは大きな?マーク。



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