経済問題の渦中、オバマは国政に時間を割く必要があり、一方国際問題も一触即発状態であれば、即戦力と知名度のある人物を選ぶ必要がある。ヒラリ−を選べば、ビルというオマケが付いて来る。問題は、ビルが大統領図書館を建てた時の、外国からの寄付者が利益相反関係になる可能性がある事。
オバマは来週の月曜日は、マケインと会う。単なる仲直りか、マケインを新政権の閣僚に誘うのかは不明。
オバマは、リンカーン政権を研究したと言われている。リンカーンは、自分を過去のライバル達で囲んだ("Team of Rivals"はオバマの愛読書)。また、ゴッドファザーのマイケル・コレオーネの名言、“Keep your friends close, but keep your enemy closer"もこのシナリオに当てはまる。優秀な人材を集める事と同時に、意見が違う者をまとめてリード出来るという自信が伺える(ビル・クリントンもこの才能があった)。
現在の国際情勢、金融危機、環境問題、どれをとっても、オバマのドリーム・チームが大きな鍵を握る。古いイデオロギーや党派の柵にとらわれず、大胆且つプラグマチックにチームを構築する事を願う。
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