Apple 2.0が、SJ関連の報道陣の反応をギリシャ神話に例えた
He was a Titan who stole fire from the gods and gave to mankind the tool that allowed mortals to rise above the beasts. For his sins, Jupiter had him chained to a rock on Mount Caucasus. Every day a vulture feasted on his liver, which grew back overnight.
人類に火を与えたプロメテウスは、ゼウスの怒りをかい、コーカサス山頂に貼付けにされ、ハゲタカに毎日肝臓を啄まれた。不死身のプロメテルスの肝臓は夜中に再生した。プロメテウスはヘラクレスによって解放されたという話。
水曜日の夕方のSJの休養宣言後、憶測/ゴシップが日増しにエスカレートしている。
木曜日は、SJは膵臓を全部摘出した(Bloomberg), SJの癌は再発してない(NY Times, WS Journal)。金曜日の朝は、膵臓癌再発(ロイター)、午後には肝臓移植の可能性(Bloomberg)。報道陣がSJの内蔵を毎日啄んでいる様だ。
ここで、気になるのはSJの噂を流している連中。これらの報道を見ると、ソースはAppleやSJに近い存在であり、こんな表現が使われている、Two well known tech executives, people who are monitoring SJ's health。私は、どうも同じ連中に思えてならない。それか、ヘッジファンドが私立探偵を使ってSJの動向をスパイしている可能性も考える(これは2004年にも起った事実)。
その上、世界中の専門医(SJの医者でない)がSJの症状に関して、勝手に長距離診断している。これは、医者の倫理に反する事らしい。
確かに、この件に関してAppleは後手後手に対処しており非難を浴びているのは確かである。Appleは上場企業であり、SJの健康状態はプライベートではないという視点。
さすがに、肝臓移植に関してはBloombergはSJ本人に電話確認したそうで、SJ曰く”ほっといてくれ、何でそんなに大事なんだ”。
昨日の夜あたりから、大人のジャーナリストによる、"SJに関する報道は常識を超え、下品だ”というニュアンスの記事が登場し始めた。トーンが少し変わりつつある。因みに、70%以上が、SJの健康はプライベートな事だと考えているいうアンケートも出ている(CNET)。
SJという存在は極めてユニークである。営利企業を運営する人物でこれほどロック・スター並の扱いを受ける人物は前代未聞である。トーマス・エジソンやヘンリー・フォードの様な歴史上の人物とも比較される。SJの“世界を変える”というビジョンも、救世主的な反面、多くの敵を作って来た。
この一件、悪意に満ちた報道ばかりで、魑魅魍魎が横行(株価操作も含めて)、でも一般のApple ファンは、この夏SJが元気に戻ってくるのを楽しみに待っている。
Geek: 花とフルーツ・バスケット送りたいんだけど。
店員:どちらに送りましょうか?
Geek: うーむ、ちょっと変に聞こえるかも知れないけど、Steve Jobsに。
店員:実際、全然変じゃないよ。
アメリカには単純な連中が多く、SJが夜な夜なガレージでiPhoneやMacを開発しているイメージが未だに消えてない。
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