Tuesday, December 9, 2008

Auto Tsar Candidate

アメリカのメディアは、“Tsar(or Czar)"という言葉が好き。スラブ語圏で皇帝という意味にすぎない。勝手GMのWagonerを追い出してにビッグ3を立ち直せる、Auto Tsar候補を探している。

Jack Welch
Lee Iacocca
Steve Jobs
Mitt Romney
渡辺捷昭
(Carlos Gohnの名前もよく登場する)

クライスラーはプライベート・エクイティのサーベラスが所有する。CEOのBob NardelliはGE出身で, 最近までHome DepotのCEO。Home Depot時代のパフォーマンスは酷いもので、追い出された様なもの。何故彼がクライスラーのCEOになったのかずっと疑問に思っていた。

正直のところ、上記の候補者はAuto Tsarには向いていないと思う。Appleの株主としては、SJはほっといてちょーだい...ただ、Appleの様に、鋭いビジョンを持つリーダーと天才的なチームというモデルが必要。まず、クライスラーとGMを合併させる。プロダクト・ラインを絞り、車のデザイン・チームを強化。クライスラーは、たまに結構斬新なデザインの車を出す(Dodgeブランドはダサイけど)。テクノロジーは、優秀なエンジニア専門大学と協力して開発。

ビッグ3の一件には、まだイデオロギー・ゲームが健在、民主党は労組の味方、共和党はブルー・カラー軽視。両党とも、全く建設的な思考プロセスが欠如している。また、南北戦争的でもある。日本やドイツのメーカーの工場は南部に集中、ビッグ3は北部。南部の共和党議員はビッグ3救済に断固として反対。

ところで、SJは愛車を、ナンバープレート無しで運転するらしい。

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(SJビークル)


こんな無邪気な"理由なき反抗”、SJらしくて面白い。Jonathan Iveのチームが車をデザインするのも楽しいアイデアかもしれないけど、SJはAuto Tsarには向いてません。


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