Gen. Shinsekiに心から、祝福したいと思います。
5年程前、当時参謀総長であったGen. Shinsekiは、防衛長官のRumsfeldと運用兵力の規模を巡って対立。Rumsfeldは少数兵による迅速な制圧を主張。議会の公聴会でも、Gen. Shinsekiは自分の意見を確り主張し溝が深まった。その直後任期満了で引退(Rumsfeldは反対した者を解任という強行手段をとる)。それから、他の退役したGeneral達の様にイラク戦争に関する本を出版したり、テレビに出る軍事評論家に鞍替えする事もなく、静かに姿を消した...だから、余計に気になっていた。
ネオコンが猛威を振るっていた当時、Gen. Shinsekiは勇敢に暴君Rumsfeldに立ち向かった。ベトナムやボスニアの戦歴のあるGen. Shinsekiと違い、ネオコンの連中は、戦争経験のないタカ派が殆どであり、アメリカではChickenHawkと呼ばれる。 Bush, Cheney, Rumsfeldも典型的なChickenHawk。
ここ数年、ネオコン政権は退役軍人の対処を怠り、大きな非難を受けている。病院や施設は老朽化し、特に精神的障害を受けた者達が、野放し状態。PSTD (post traumatic stress disorder)に苦しむ人が多い。 ネオコン達は、国のために命をかけて奉仕した事が無いだけに、退役軍人の体や心の傷を労るという観念が欠如。Gen. Shinsekiの抜擢はSweet Revengeともいえる。夕べ、偶然にも軍隊専門チャンネルで赤穂浪士の特集があり、吉良上野介はRumsfeldだなあ、と変に納得してしまった。大石内蔵助が浪士達を力づけた様に、退役軍人を癒し希望を与える様なリーダーシップを期待。
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