Monday, December 29, 2008

中東がまた物騒

最近、やたら太平洋戦争関連のドラマを見たり、本を読んだりしていた。戦争は回避に超した事ないという、当たり前の事を改めて実感していた時、またイスラエルとパレスチナが攻撃を始めた。もちろん、アメリカのマスコミはイスラエルの味方をする。政治家だってそうだ。極端な話、例の大詐欺師マドフも民主党にかなり寄付していた。イスラエルと癒着しすぎている。下手にイスラエルの悪口を言うと、食べていけないのが現状。

平和な戦後の日本で育った私には、イスラエルとパレスチナの、お互いに対する憎悪が如何に濃厚かという事が理解出来なかった。彼らの対立は何代にも及ぶ世代を超えて、DNAとなり、気質というより体質化している。一般市民が犠牲になったと言っても、あんな狭い所で長年紛争繰り返してるから、住んでいる人達は皆が当事者化している。しかも宗教が絡んでいる。旧約聖書では、ユダヤ人とアラブ人は腹違いの兄弟。オバマがそう簡単に解決出来る代物ではないと思う。安定化は可能かも知れないが、恒久的な和平が実現は奇跡だと思う。彼らは、対立や緊張のない状態を本能的に知らないからである。イスラエルもパレスチナも新しい世代のリーダーが必要。今の状態ではドチラも譲る訳にいかないだろう。


そんな訳で、今回の紛争、市場への影響も限られていた。さすがに原油先物は6%程上がったが、単なる買戻しだと思う。


1 comment:

Mildred Davenport said...

All i see are millions of little empty boxes and a nice dog. What gives?