Thursday, January 29, 2009

イスラエルの風変わりな民主主義

こんなビデオが出回っています。
マリワナを合法化しようというCM。




ホロコーストのサバイバー(おじいさんの腕の入れ墨)、暗い音楽...
いきなり、ヘブライ語のヒップホップとマリワナのマーク。

おじさんが大まじめに“約100万人のイスラエル人がマリワナを楽しんでいます。これらの人達は社会に貢献しています。ホロコーストのサバイバーの我々にはとっては、合法化は道徳的義務なのです”。

イスラエルの大多数は、タカ派でマケイン/共和党を支持しました。その反面、この様な不気味にリベラルなCMが流れています。それこそ、アメリカでこんなCMが流れたら大問題。



Tuesday, January 27, 2009

就任から1週間 (Obama walking the walk)

歴史に残る見事な就任式から一週間。オバマ新政権は、ガンガン仕事をこなしています。
毎日、新しい政策が打ち出され、経済対策法案に関してはご丁寧に共和党とも対話し、グアンタナモ収容所の閉鎖、地球温暖化政策...キャンペーンでの、約束を次々に現実に向けて走らせています。

もっとも大胆なのは、昨日報道された、オバマのアラブ系テレビ局とのインタビュー。米国はイスラム国家の敵ではないと主張、自分の家族にもイスラム教徒はいるし、イスラム国に住んだ事もあるよとフレンドリー。数日前も、パレスチナ人に同情するというニュアンスの発言もあり、私は驚いています(イスラエルの機嫌を常に伺う、アメリカ人の政治家(カーター元大統領は例外として)としては異色な発言)。 最近、アルカイダはオバマのお陰でリクルートが困難になっているという話もあります。

これだけ、ブッシュの置き土産の解決に迫られる中、相変わらず淡々と落ち着いた様子はアメリカ国民に安心感を与えている様です。実は、オーバル・オフィスで1人になったら、こんなかもね。







Tuesday, January 20, 2009

New day....New direction

オバマの就任スピーチは予想通り、歴史に残るレベルの完璧な出来上がりでした(とはいえ、特に新しいネタがあったわけではありません)。誰かが、オバマが唯一しなかったのは、水の上を歩かなかった事なんて言う程。少し驚いたのは、アメリカに”いい加減、子供じみたことはやめて、大人になりなさい”と呼びかけた事かもしれません。

また、彼のスピーチは、映画、マトリックスの香りがします。やはり若いスピーチライターの影響でしょうか。

Obama: "I, Barack Hussein Obama, do solemnly swear ..."

Roberts: "... that I will execute the office of president to the United States faithfully ..."

Obama: "... that I will execute ..."

Roberts: "... faithfully execute the office of president of the United States ..."


ブッシュが去る時、こんな合唱が始まりました。

YouTube - Steam - Na Na Hey Hey Kiss Them Goodbye

今日をもって、イデオロギーに引きずられた圧政は終わり、大人がリードするプログマチックなアメリカが発進する。違う考え故に後進する世界ではなく、考えが違うからこそシナジーが生み出せる世界の始まり。



Monday, January 19, 2009

北京でiPhoneボーリング・アクシデント

ご存知のとうり、中国ではiPhoneは正式に販売されていませんが、アンロックのはブラック・マーケットで出回っています。このおにいちゃん、電車でiPhoneのボーリング・ゲームを披露(見せびらかし)していたところ...




Saturday, January 17, 2009

Leave Steve Alone...enough already

Apple 2.0が、SJ関連の報道陣の反応をギリシャ神話に例えた
He was a Titan who stole fire from the gods and gave to mankind the tool that allowed mortals to rise above the beasts. For his sins, Jupiter had him chained to a rock on Mount Caucasus. Every day a vulture feasted on his liver, which grew back overnight.
人類に火を与えたプロメテウスは、ゼウスの怒りをかい、コーカサス山頂に貼付けにされ、ハゲタカに毎日肝臓を啄まれた。不死身のプロメテルスの肝臓は夜中に再生した。プロメテウスはヘラクレスによって解放されたという話。

水曜日の夕方のSJの休養宣言後、憶測/ゴシップが日増しにエスカレートしている。

木曜日は、SJは膵臓を全部摘出した(Bloomberg), SJの癌は再発してない(NY Times, WS Journal)。金曜日の朝は、膵臓癌再発(ロイター)、午後には肝臓移植の可能性(Bloomberg)。報道陣がSJの内蔵を毎日啄んでいる様だ。

ここで、気になるのはSJの噂を流している連中。これらの報道を見ると、ソースはAppleやSJに近い存在であり、こんな表現が使われている、Two well known tech executives, people who are monitoring SJ's health。私は、どうも同じ連中に思えてならない。それか、ヘッジファンドが私立探偵を使ってSJの動向をスパイしている可能性も考える(これは2004年にも起った事実)。

その上、世界中の専門医(SJの医者でない)がSJの症状に関して、勝手に長距離診断している。これは、医者の倫理に反する事らしい。

確かに、この件に関してAppleは後手後手に対処しており非難を浴びているのは確かである。Appleは上場企業であり、SJの健康状態はプライベートではないという視点。

さすがに、肝臓移植に関してはBloombergはSJ本人に電話確認したそうで、SJ曰く”ほっといてくれ、何でそんなに大事なんだ”。

昨日の夜あたりから、大人のジャーナリストによる、"SJに関する報道は常識を超え、下品だ”というニュアンスの記事が登場し始めた。トーンが少し変わりつつある。因みに、70%以上が、SJの健康はプライベートな事だと考えているいうアンケートも出ている(CNET)。
SJという存在は極めてユニークである。営利企業を運営する人物でこれほどロック・スター並の扱いを受ける人物は前代未聞である。トーマス・エジソンやヘンリー・フォードの様な歴史上の人物とも比較される。SJの“世界を変える”というビジョンも、救世主的な反面、多くの敵を作って来た。

この一件、悪意に満ちた報道ばかりで、魑魅魍魎が横行(株価操作も含めて)、でも一般のApple ファンは、この夏SJが元気に戻ってくるのを楽しみに待っている。


Geek: 花とフルーツ・バスケット送りたいんだけど。
店員:どちらに送りましょうか?
Geek: うーむ、ちょっと変に聞こえるかも知れないけど、Steve Jobsに。
店員:実際、全然変じゃないよ。

アメリカには単純な連中が多く、SJが夜な夜なガレージでiPhoneやMacを開発しているイメージが未だに消えてない。


Wednesday, January 14, 2009

スティーブの決断

今日は、4時過ぎにApple株の取引が一時中止されました。こんな時、あまりいいニュースは無い事は80%確実。スティーブが病気治療の為、6月までCEOのポジションをティム・クックに任せることが発表されました。自宅療養でしょう。

スティーブが自分が痩せているのは、ホルモン異常が原因だと手紙が発表され、ほっとした直後。あれから、色々な憶測が飛び交いました。また癌が再発したんじゃないかとか。そんな訳で、メディアが"Steve Jobs Death Watch"がエスカレート。従来スティーブの存在が資産のサイド(のれん代が近いニュアンス)だったのに対し、此処数ヶ月、いつの間にか負債の方にまわってしました。これが、彼の決断を急がせたのではないかと思います。

正直の所、ほっとしています。これで、スティーブが暫くの間ゆっくり養生できるし、メディアから追い回されることもないでしょう。

6月に少し太って、復帰する日を楽しみにしています。



オバマ、虎の穴に乗り込む

夕べ、オバマが秘密の会合に出席したそうです。
George Will(保守派のトップ政治評論家,Washington Post)が主催した夕食に参加。他の参加者はなんと、William Kristol(筆頭ネオコン,NY Times),  David Brooks( NY Times), 他にも、アメリカを代表するインテリ系保守派政治評論家が参加したそうです。
Obama Dines With Conservative Columnists

今朝、この会合に出席したLarry Kudlow(保守派経済評論家)がCNBCで、オバマの頭脳、現状把握等を褒めちぎりました。具体的な会話の内容は㊙の様です。この会合の出席者は、保守派エリートの頭脳のようなものです。そこに、一人で乗り込んだオバマの自信は評価すべきでしょう。


George Will

Keep your friends close, but keep your enemies closer....

今朝は、リベラル派の政治評論家と朝食を共にしたそうです。最近の傾向を見ると、リベラルからの風当たりの方が厳しいのかもしれません。今、人気上昇中のRachel Maddowも参加した様なので、今夜の彼女のショウが楽しみ。








Monday, January 12, 2009

オバマのバランシング・アクト

先日、就任式のお祈りリック・ウォーレンがする事(このブロク参照)で、波紋を巻いていましたが、今度は米国聖公会の主教の1人で、自分がゲイである事を公にしているジーン・ロビンソンも、オバマの就任式でお祈りをする事が報道されました。はっきりしないのが、就任式か、就任式のイベントの一つに登場するか、記事によってまちまち。



この教団は、白人のリベラル系で、教育や所得レベルの高い信者が多く、ゲイに大変オープンであり、現在の首席主教がレズビアン。因に、中絶も公認しています。

最近、オバマはリベラル系から叩かれています。選挙戦の時の公約はどうなったんだって。今日も、ニューヨーク・タイムスでオバマの経済復興政策が失敗すれば、一期だけの大統領になるだろうなんて書かれていました。期待感が大きいだけに、皆を満足させないと簡単に批判される立場になるし、皆が納得すれば、八方美人だと言われるし。とはいえ、アメリカ人は単純だから、就任式前にどの犬を飼うか決めて話題をそちらに集中させれば?というのが私の提案。彼は、今の所の候補は、ラブラドュ−ドルかポーチュギーズ・ウォータードッグらしいです。




Thursday, January 8, 2009

オバマ、スパイダーマンのコミックに登場

今日は、オバマの経済復興演説が話題になったけど、ポイントは民主共和両党の協調を求め、一日も早い議案可決を強調。とはいえ、別に新しいネタがあった訳ではないが、効果的だったと思います。興味があれば:オバマ米次期大統領:米景気浮揚へ決意 初の政策演説 - 毎日jp(毎日新聞)。

子供の時に。スパイダーマン・コミックのファンだったオバマの大統領就任のお祝いに、増刊号が出ます。



そういえば、ブッシュ政権は...





Wednesday, January 7, 2009

David Pogue / ナンバ−1アップル・ファンボーイ

彼は、Apple Fanboyと呼ばれたくない様ですが...アップル・ファンに愛されています。



彼は、アメリカの2大テック(ガジェット系)・ジャーナリストの1人。もう1人はウォルター・モスバ−グ(Wall Street Journal)。モスバーグは一応Apple Fanboyなのですが、いつも大まじめで、バランスのとれた批評にストイックな程心がけている様です。最近出た、ブラックベリーのiPhoneもどきに関しても、モスバーグは無難な事書いてましたが、ポーグはぼろかすに貶したのが話題になりました。



ポーグは、NY Timesにコラムを書いていますが、おとぼけギーク風で面白いですよ。今回のマックワールドでも、大受けだったそうです。1時間半のショーがあって、お得意のアップルを風刺した替え歌を3曲披露。スティーブをおちょくるのが好きみたい。ビデオが出たらリンクします。

12月に“2009年の携帯の傾向"と題してのスピーチで、イマジンの替え歌を披露しました。



MacWorld

メディア揃って、イマイチという記事を書いているけど、私は予想通りだと思います。
確かに、ハードウェアの品揃えが冴えないかな。

  • iLife, iWorkのアップデート。クールなのはGarage Bandの楽器の先生にStingやNora Jonesが登場。
  • 17インチのMBPのアップデート。
  • iTunesが料金体系変更(3段階)、コピー防止機能を排除。
フィルの基調講演は、予想より良かったと思う。スティーブの現実歪曲空間を造り出す様なカリスマ性は無いけど、親しみやすいし好感的。色々と批判は出ているけど、率直に考えて、フォーチュン100の会社でフィル以上のプレゼンが出来る人、どれだけいるでしょうか? iMovieのデモをしたお兄ちゃんも、Appleっぽくて良かったし。

マイクロソフトのこのオッサン(辞任すれば、株価は高騰だろうなあ)と比べると、如何にフィルが優秀か実感します。



興味があれば、このリンクで基調講演見れます。Apple - Macworld 2009

株主の立場からは、正直ほっとしているのが本音。イベントを使ってトレードをする連中が多すぎ。イベントの前に色んな噂流して株価をつり上げる。イベントの途中に思いっきり空売りする。ところが、今回は期待薄だった為、変動も限られていました(2%下落)。イベントの内容が予想以下だと8%以上の変動があるんです。去年なんか、当日と翌日で15%やられました。

基調講演の途中に、Silicon Alley InsiderのHenry Blodgetが"スティ−ブの症状は、やっぱり膵臓癌再発の可能性あり”みたいな記事を流して、株価がどーんと叩かれました。こいつは、もとにメリルのアナリストで、テックバブルの時、刑務所に行きそうになった奴。スティーブの件に関しては、先手に立って盛りの付いた猫のように大騒ぎしている。どうせ、ヘッジファンドから金もらってるんだろうね。

さて、少し興味深い情報があります。Apple Fanboyで有名なジャーナリスト、Andy Ihnatkoが、大きな秘密があると言うのです(Twitter)。基調講演では、登場しなかったそうですが気になっています。

@Folie - I promise you all that the Big Secret is indeed real, is indeed very cool, and when it becomes public I'll point it out. 


Tony Bennettが基調講演の最後を飾りました。“The Best Is Yet to Come"−早く、iMacとMiniのアップデートしてちょうだい。“I Left My Heart in San Francisco"−最後のMW、これからAppleは新製品の発表マイペースで出来るし、くだらない噂もある程度制御出来るだろうし。


Monday, January 5, 2009

2008年のトップ25を一曲に濃縮 / 私のトップはAdele

世の中には、器用な人が居るもんです。
恥ずかしながら、この中で誰かわかったの1/3。


因に、Usherがブッシュマンのニカウさんと似ていると思うの私だけ?


とはいえ、いいシンガーがデビューしました。この英国出身のAdeleは、まだ二十歳そこそこなのにブーマー世代にも愛されています。

一日早い ”One More Thing"-Steveの手紙

ONE MORE THING....の期待がメディアを賑わせていました。MacWorldにSJがヒョッコリ登場するんじゃないかとか。

今朝、SJの手紙がプレス・リリースで流れました。彼は、ホルモン異常を煩っており、タンパク質の吸収が悪いため体重が減った、治療も始めていると説明。AppleのCEOをやめる気もないも表明。

なんか気の毒。去年の6月から、彼の健康状態の噂が飛び交い、何千(万)という記事が無責任な憶測に基づいて書かれました。彼の膵臓がんは再発していないという事も、メディアは知っていたにも関わらず、彼に不必要なプレッシャーをかけ、空売り屋も数週間毎に”SJが死にそうだ”というもっともらしい噂を流しました。ホルモン異常は、命に関わる問題ではないはず、企業としても公にする義務(Fiduciary Duty = 信認義務)はありません。きっと体重が減りだして、色々と検査したけど原因が判明するに時間がかかったんでしょう(AAPL株主のお医者さん曰く)。色々と議論はあります。こんな事だったら、もっと前に報告するべきだったとか。でも、私はこれで良かったと思います。

一番、嫌らしいと思ったのは、勝手にSJの引退を決め込み後継者を捏ち上げた記事。Appleは大企業、後継者プランが無いはずありません。それに、SJが新しいプロダクトを紹介するあの満足げな笑顔を見たら、この人がそんなに容易く引退しないと思うのは私だけでは無いと思います。



Sunday, January 4, 2009

アル・フランケン、ミネソタ選当確?

アル・フランケンは、日本では余なじみがありませんし、今回のミネソタ上院選も報道されていませんが、200票余の差で勝ちそうで当確と言われています。



フランケンは、アメリカの人気コメディ番組"サタデー・ナイト・ライブ”のライター、コメディアンとして20年以上活躍。リベラル系のコメンテーター、ラジオ・パーソナリティ、ベストセラー作家としても有名。ハーバード出の秀才で、そこらの漫才師が議員になるのとは違います。映画も出てましたが、一番誰でも覚えていそうなのは、“大逆転“で列車でゴリラの世話をしていた1人。



当確とはいえ、多分共和党は提訴等で反撃にでると思うなあ。フランケンは、保守派に対する辛辣な攻撃で超リベラル派に人気もあり、民主党の強力な戦力になりそう。


イスラエル、ガザ侵攻

中学の歴史の授業で、選民思想とか、シオニズムとか習いましたね。何で神様がたった一つの民族を特別扱いするんだろうと思いませんでしたか? この疑問は今も引きずっています。

極端にイスラエル寄りのアメリカのメディアには珍しく、今夜のCNNは妙にパレスチナ側の言い分も聞く報道をしたんです。アメリカに住むパレスチナ人のジャ−ナリストをゲストに、ガザに住む彼女の父親を電話でつないでインタビュー。バックグラウンドに、爆音も聞こえ、気の毒としか言えない状況。彼女のブログも生の声が聞こえて来ます。


この紛争による死者の比率が1対100であり、イスラエルはやり過ぎだと、アメリカやヨーロッパではパレスチナ人寄りのデモが続発。特に、無条件でイスラエル寄りだったアメリカ人達も、少し目が覚めたのではと思います。

ここで、面白い事実があります。アメリカのユダヤ人は70%以上民主党支持ですが、イスラエルのユダヤ人は圧倒的に共和党支持。今までイスラエルを放任してきたブッシュがいる間に、ガザ侵攻をしてハマスを壊滅するのが目的かもしれません。イラク戦争の立役者であるネオコンの中心人物、ポール・ウルフォウィッツとリチャード・パールはどちらもユダヤ人。案の定、アメリカはUN安全保障委員会の停戦を求める声明をブロック。

そうは言っても、正直私はオバマを100%信用しているわけではありません。オバマの当選には、ユダヤ人の金や力の影響が大きいという事は否定出来ません。オバマはこの紛争に関しては今の所、ダンマリを決めています。現時点では、その方が賢いと思いますが、世論はしびれを切らしている様でもあります。

旧約聖書でユダヤ人は、砂漠の野ロバ(wild asses in the desert)に例えられています。アメリカには、進歩的且つ平和指向の新しい世代のユダヤ人が沢山います。彼らには金も力もある。私は、彼らがどうオバマを動かすかが鍵だと思います。




Friday, January 2, 2009

景気と健康の相関関係

明けましてお目出度うございます。

年が明けるのが待ちきれなかった人も多いと思います。気持ちを一新して、新しい政権のもと、去年より良い年になる様にという希望に満ちています。マーケットのセンチメントも同じです。

この冬のインフルエンザは難儀だと言われています。私の友達でも、2週間程寝込んでる人が何人もいます。ちょっとした風邪が肺炎になってしまうそうです。風邪など絶対ひかなかった私でさえ、急に歯痛が始まったかと思うと熱が出ました。今年のインフルエンザのパターンらしいです。私の場合、2日程安静にしていたら今日は大丈夫みたいです。

やはり景気と体調の関係ってある様です。ストレスが溜ると、免疫力が激減、一寸した風邪でも拗らせてしまうという事。離婚も増えてるそうだし。

今日はダウが3%近くも上昇。新年から縁起のいい事。マーケットが引ける頃には、私はケロッとして元気が回復。現金なものだと自分でも納得。AAPLも6%以上回復、例のSJの噂が出た12/30に空売りした連中が、バサッとやられた様です。来週のマックワールドでSJが、"oh, one more thing"なんて元気な顔で登場しないとは限らないし。でも、私と同じ事考えてる人は多いみたい。SJのサプライズがあるんじゃないかという記事が、今日だけで100以上も(アメリカ人は怠け者なので、1人がそんな記事を書くと連鎖反応が起る)。



今年もオバマ効果で、景気が堅調に回復し、市場にも自信が戻ってくればいいなあ。まず、悪意に満ちた市場操作をする連中を、ガンガン摘発してほしいと思います。2008年はそんな悪い奴らが野放しになっていました。夏に記録した原油$147なんて、その典型例。政治家も口を揃えて、"これは、ファンダメンタルで、投機じゃない”なんて、今考えたら冗談みたいな事言ってたし。どうせ、ヘッジ・ファンドのロビイストの影響。

相場の動きと、人の健康状態って驚く程似ています。マーケットは完全に躁鬱病を煩っています。それでも、恐怖指数が堅調に下がり、オバマの新政権への期待が精神安定剤の効果を出している様です。