Monday, February 2, 2009

オバマからのメール

オバマが大統領に就任してから、初めてのメールが来ました。
今週末、全国で経済復興を話し合うハウス・ミーティングが開催されます。是非参加して下さいというメールです。リンクをクリックすると、私の家から5分程のところで、一件見付けました。

現在、アメリカは経済対策法案や、不良債権対策等で揺れています。市場も相変わらず不安定。そこで、安直ですが、”納税者の金を一銭を使わずに、市場の安定化させる方策”というタイトルで提案書を書き始めました。アメリカの市場、株、オプション、商品先物等、ヘッジファンドや、マーケット・メーカーによる市場操作が横行しています。事例を上げるときりがありません。ただ、日経だってダウと平行して推移しているし、ダウが下がれば円も上がります。だから、アメリカの市場が安定化する事は、日本経済にも大きな影響があるのです。

私の提案一つは、為替や商品(オイル、ガス、鉱物、食料品)の投機家による過剰なスペキュレーションの規制です。昨年の夏147ドルまで上がった原油が、現在40ドルなんていくら不景気とはいえ、あまりにも怪しいと思いませんか? オイルが急騰した時、200ドルまで上がると息巻いていた連中、オイル価格はファンダメンタルズを反映していると平気で言っていた政府。怪しい事だらけです。

アメリカの財務省も連銀も、アグレッシブに様々な方策を打ち出しています。効果があるかどうかは別として...証券取引委員会は、相変わらずだんまり。私は、今回の経済危機の責任の大半は、証券取引委員会だと思います。”Free Market"というイデオロギーを推進するため規制をゆるめ、投資家を守るという本来の目的を忘れ、投機家の言いなりになった事が元凶です。証券取引委員会の徹底的なリストラが、市場の安定化の第一歩だと思います(しかも、税金負担も皆無)。



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